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物語 チェコの歴史
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物語 チェコの歴史
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商品レビュー
3.3
12件のお客様レビュー
いつかは行ってみたいチェコ。 終始思いを馳せながら読むことができた。 モラヴィア王国からチェコ王国を経てチェコスロバキア解体、そして、現在まで、章ごとに主要人物を軸にして、チェコの歴史を概説している。 少し疎かったモラヴィア地方のこと、フス戦争についてはより詳しく知ることがで...
いつかは行ってみたいチェコ。 終始思いを馳せながら読むことができた。 モラヴィア王国からチェコ王国を経てチェコスロバキア解体、そして、現在まで、章ごとに主要人物を軸にして、チェコの歴史を概説している。 少し疎かったモラヴィア地方のこと、フス戦争についてはより詳しく知ることができた。 他のレビュワーさんが書いているけれど、本当に、「なぜチェコ人はこんなに窓から人を放り投げるのが好きなのか」と思わせるほど、事件が起きている(まあ、本書では3回だけれど)。 フス戦争のきっかけとなったのもこの事件である。 ”Defenestration” ”この単語の起源はプラハで起きた2つの事件である。1419年の事件では市議会議員ら7人が市庁舎から投げ出され、フス戦争を引き起こした。” (Wikipediaより) チェコには偉大な作曲家が多く、 大変読みやすく、巻末の参考文献も頼りになった。 スメタナ、ドヴォルザーク、ヤナーチェク、といったチェコの作曲家(あるいは、チェコの音楽)が好きなので、
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中公新書の「物語」シリーズ。様々な国の歴史を知ることができて、とても好きなシリーズだが、同じシリーズでも著者によって描き方が多様であることも魅力の1つだと思う。 『チェコの歴史』では、チェコの特徴ある時代について、その時代を象徴するような人物に焦点を当てている。その人を通して時代...
中公新書の「物語」シリーズ。様々な国の歴史を知ることができて、とても好きなシリーズだが、同じシリーズでも著者によって描き方が多様であることも魅力の1つだと思う。 『チェコの歴史』では、チェコの特徴ある時代について、その時代を象徴するような人物に焦点を当てている。その人を通して時代を見るという、とても面白い試み。読んでいて、歴史的事実として暗記していた出来事も、その裏ではどんな人々の営みがあったのか、ありありと想像できる感じがした。とても読みやすく、勉強にもなる1冊だった。
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チェコの成り立ちから神聖ローマ帝国の首都として発展したプラハ、長く続くことになる宗教問題や文化史も書かれていてよかった。 ヤン・ジシュカにほとんど触れられなかったのは少し残念ですが、限られたページ数ではしょうがないかな。
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