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パンツの面目ふんどしの沽券

米原万里【著】

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定価 ¥1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/筑摩書房
発売年月日 2005/07/07
JAN 9784480816399

パンツの面目ふんどしの沽券

¥220

商品レビュー

3.7

20件のお客様レビュー

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2021/08/06

【動機】タイトルと著者の組み合わせに惹かれたため ふんどしについて知りたかったので手に取った。少し思っていた本と違ったため後半は飛ばし読みしてしまったが、歴史や社会問題に関する著作を引用したり、他言語の単語をくらべたり、広い範囲を扱っているところがおもしろかった。

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2021/03/11

2001年〜2003年にちくまで連載した、パンツ、褌、下着に関するエッセイに加筆修正し単行本化した一冊。 巻末に収録させている参考文献は複数言語で、なんと8ページにも及び、最早論文と言えるのではないかと思えるほどの量である。実際、連載直後から方々から情報提供があり、著者が想像し...

2001年〜2003年にちくまで連載した、パンツ、褌、下着に関するエッセイに加筆修正し単行本化した一冊。 巻末に収録させている参考文献は複数言語で、なんと8ページにも及び、最早論文と言えるのではないかと思えるほどの量である。実際、連載直後から方々から情報提供があり、著者が想像していたよりも遥かに奥深く途方もない広大な世界だと感じたそう。 しかし、米原万里らしく、幼少期の経験を交えた軽快なエッセイも忘れていない。 イエスキリストの下着は腰巻かパンツか、ワイシャツの丈が長く黄ばんでいるのは何故か、女性用生理用品の歴史などなど、、

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2020/10/10

パンツと褌についての、結構探求的なエッセイ。というか吃驚仰天、彷彿絶倒の下のものの楽しい本。 著者は小4から中2までチェコにいたそうで、いきなりチェコの小学校の家庭科がパンツの縫い方から始まるなんて書いてあって驚く。まだソビエトがあったころで、どうも共産圏ではパンツを生産していな...

パンツと褌についての、結構探求的なエッセイ。というか吃驚仰天、彷彿絶倒の下のものの楽しい本。 著者は小4から中2までチェコにいたそうで、いきなりチェコの小学校の家庭科がパンツの縫い方から始まるなんて書いてあって驚く。まだソビエトがあったころで、どうも共産圏ではパンツを生産していなかったそうなのだ。シベリヤの収容所に入れられた日本人が困ったのは、トイレに紙もないし水道もなかったということだった。ソビエト兵たちは、うんこをしても尻を拭かないし手も洗わないのだ。そしてパンツもはいていなくて、長いシャツの前後が黄色だった。収容所の日本人たちがその衣類の洗濯をさせられたそうな。 著者が日本のミッション系の幼稚園で、十字架のキリスト像を見て、履いているのはパンツなのか褌なのか腰巻なのかとあれこれ考えたり、天地創造の紙芝居で、アダムとエバの局所を覆っているイチジクの葉がどうして落ちないのかと疑問を口にすると、俄かに園児たちが、セメダインで止めているだの糊だのセロテープだのと盛り上がるのが最高だった。先生も紙芝居を取り落として苦しそうに俯いたとか。園児たちはこの後、家でどれがいいか試してみたって。 最後の方は結構まじめに騎馬民族のパンツ(ズボン)が先か腰巻や褌が先かを追求している。どうもエスキモー型のズボンが先駆だったようだ。

Posted by ブクログ

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