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内容紹介 | 人は、死んだらどうなるの?ただいなくなるだけ?そんな会話から三年、凰介の母は病死した。父と二人だけの生活が始まって数日後、幼馴染みの母親が自殺したのを皮切りに、次々と不幸が訪れる・・・。父とのささやかな幸せを願う少年が、苦悩の果てに辿り着いた驚愕の真実とは?第7回本格ミステリ大賞小説部門受賞作!いま最も注目される著者によって放たれた巧緻に描かれた傑作です。 |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社/東京創元社 |
発売年月日 | 2006/09/30 |
JAN | 9784488017347 |
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母親を癌で亡くした小学五年生の我茂凰介。父の洋一郎と二人だけの暮らしが始まった。そんな我茂家に様々な気遣いをしてくれたのが水城一家で、父同士、母同士、子供同士が同級生の両家は深い関係で結ばれていた。一方、水城家も問題を抱えており、凰介の同級生亜紀の母親が自殺を遂げる。さらには亜紀...
母親を癌で亡くした小学五年生の我茂凰介。父の洋一郎と二人だけの暮らしが始まった。そんな我茂家に様々な気遣いをしてくれたのが水城一家で、父同士、母同士、子供同士が同級生の両家は深い関係で結ばれていた。一方、水城家も問題を抱えており、凰介の同級生亜紀の母親が自殺を遂げる。さらには亜紀が交通事故に遭ってしまい… 多視点描写によって真実を上手く覆い隠しながら、数多く散りばめられた伏線によるミスリードが巧み。ダブルミーニングを用いて、行間を読む読者をまんまと罠に嵌めつつ、終盤にかけて二転三転たたみかける展開は著者の十八番。しかしながら、精神障害(サイコ)を扱ったこの手の作品は先例が数多くあり、新鮮味に欠ける。犯行プロセスもいささか強引で、警察が真相に辿り着けなかった点も疑問。小学生は辿り着けるのに。。。 週刊文春ミステリーベスト10 10位 このミステリーがすごい! 3位 本格ミステリ・ベスト10 6位 本格ミステリ大賞受賞(2007年)
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どちらかというと滅入る展開だから読むのが辛くなってくる。 でも途中で読むのをやめてしまったら辛いままだから、救いを求めて読了した。 浮上して終われるけど、なかなかプラスのイメージは持てない話だった。
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重い溜息が出るわぁ… 道尾秀介氏の作品は「そう来たか」としか言えないけどまじでやられた。 これは確かに界隈で有名な作品として挙げられるわ。面白かったぁ。
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