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千年の黙
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千年の黙
¥220
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商品レビュー
4.1
39件のお客様レビュー
やはり彰子はすごい。 道長の第一子として生まれ、その人生は道長にすべて決められたわけだけど。 でも、自分の力で生きぬいた。 紫式部という素晴らし家庭教師のおかげで、どんどんその力を吸収していった。 彰子の人生、すごく興味あります。
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なんでまた、実資の『小右記』がチョイチョイ顔を出すのかと訝しみつつ読み進めたが、なんとまあ、そういうこと!ミステリだ。 鮎川哲也賞受賞作品なので、巻末に選評が載ってる(笠井潔と島田荘司!)。 前半の猫騒動はなくても良くね?とも思ったが、式部の探偵ぶりが秀逸。あと、承香殿女御こと藤原元子と源頼定の恋バナが何気に華を添えてる。この物語でも、具平親王は伝聞の形でしか人柄を窺い知れない。残念。 斎宮女御こと徽子女王の逸話が六条御息所母娘の元ネタってのはよく聞くが、他にも確かに彰子と紫の上、元子と朧月夜…と当時のリアルが巧みにとりこまれているようだ。 久々の二段組、堪能した。しかし「賢子ちゃま(乳母がそう呼ぶ)」はないわあ。
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漫画でしか源氏物語を読んだことがないので、少し難しかった。ミステリーとして読むと少し物足りないかも。あてきや、彰子など、登場する人物が魅力的に描かれている。
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