怖くないろくろっくびの絵本。 我が家ではおかあさんといっしょの「ようかいしりとり」という歌が大流行。 歌にろくろっくびが出てくるので、表紙を見た息子がろくろっくび！と喜んだので借りる。 せなけいこさんの絵本の、和紙や千代紙をちぎったような絵が好き。 折り紙とは違う感じ、ハサミで切ったのとも違う、こういうのをぬくもりというのかな。むかしむかしのお話にぴったり。 首が長いと木の枝にぶら下がっている柿をがぶっと食べられるんだね！いいね！ 息子はおもしろかったねぇ～と言っていた。

2歳1ヶ月。図書館で借りた本。 最近YouTubeでおばけ電車（秘密の箱庭）ばかり観るのでおばけの電車の絵本と一緒に見つけたので借りてみた。 母ちゃんとしては「お、ひさびさ、せなけいこさんの発掘で嬉しい！！」といったところだった。 おばけ電車の絵本は文字も少なくて読みやすそうなのに、この本ばかり読む。 ろくろっくびとはっきり言わないけど、くるっくびみたいにして発音して、なんだかろくろっくびそのものを気に入ったみたいだ。 なんといっても、普通のろくろっくびだと、首の長い怖い女性のおばけを描かれるところだけど、ここに出てくるおはなちゃんは、なんだか可愛らしい。 高いところの桃を食べたり、小鳥の卵を狙う蛇を叱ってやったり。 おはなちゃんに出会った少年もなんだか首の長さを好意的に受け止めている。 好意的でないのは、雲の上の雨と風の鬼さんだけだ。でもおはなちゃんはめげたりしない。 読んでて私だけでなくなんとなく息子も気に入ったようだ。 もともと幽霊やらお化けやらに母ちゃんは興味がなかったけれど、こんな本に出会えてなんだか幸せだなと思えた一冊だ。 ちなみにみこしにゅうどうも可愛い○ 2歳2ヶ月。またもや図書館で借りることに。 やっぱりこの絵本いいな。