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商品詳細
内容紹介 | 内容:倫敦塔.カ-ライル博物館.幻影の盾.琴のそら音.一夜.薤露行.趣味の遺伝.坊っちゃん |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房/ |
発売年月日 | 1987/10/28 |
JAN | 9784480021625 |
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夏目漱石全集(2)
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夏目漱石全集(2)
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商品レビュー
4.2
6件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
koboで読んでいる青空文庫の底本(親本)。 ■倫敦塔 漱石のダークな空想が割って入って面白かった。それを台無しにする近代的ロンドン市民のご意見はごもっともだけど、それゆえに、漱石は孤独だな、と思う。 ■カーライル博物館 小説じゃなくて、漱石観光日記、みたいなもんなのだろうか。霧深いロンドンと、過ぎ去った過去への隔絶感があいまってそこはかとなく物悲しい。 ■幻影の盾 ガチでファンタジーでビビった。文語調な文章はきれいだけど、こういうのは漱石にそれほど求めてなかった。 ■琴のそら音 京極夏彦の『姑獲鳥の夏』はこれを下敷きにしてるんじゃないかと思った。帰り道の不安な感じとか。 狸に化かされるという現象を心理学的に考察してるところが、面白い。 ■一夜 純粋に小説の書き方として上手くない気がする……。髯あり・髯なしの区別がつきにくくて困った。雰囲気は上質だったが、最後は楽屋オチ風で、これはあまり面白くなかった。 ■薤露行 「薤露」とは、挽歌の一種だそうだ。曹操も「薤露行」という詩を詠んでいる。ニラまたはラッキョウの葉の上の露のことなんだって。へー。 アーサー王物語の二次創作的な作品。やはり文語調なんだけど、こういう漱石には、あんまりよさを感じなかった。 ■趣味の遺伝 ザ・脱線おじさん漱石の本領発揮。序盤に気負いすぎて、途中からやる気をなくしたのがありありと分かってウケる。 漱石は科学にも興味を持っていたんだな。 ■坊っちゃん たぶん4回目の通読。いい加減、違う読み方もできないかと思い、赤シャツや野だいこが実はフツーのいいやつだったりしないか? とか考えてもみるんだけどどうもダメだった。坊っちゃんの目から見た世界は偏りすぎている。
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青空文庫の「坊ちゃん」を読んだ。読んだあとにwikipediaをみて、見方が単純でないことを知った。主人公による単純な勧善懲悪ではないというところが面白い。田舎の学校の雰囲気はここまで荒れているかどうかはちょっとわかんないが世界観としてはとても面白い。
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いくつかの短編と「坊っちゃん」が収録されています。短編は文体をこねくり回しているようで、読みにくいです。
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