【概略】 　エルマーと別れた龍は家族が住む「そらいろこうげん」へ帰ろうとする。龍は「そらいろこうげん」に違和感を覚える。「砂嵐がない！人間がいる！」なんと家族の龍たち、人間達に追いやられ山の洞窟に追いやられてしまっていました。家族を助けるため、龍は再びエルマーの元へ。エルマーと龍、タッグを組んで家族救出作戦に。エルマー三部作、完結編。 ２０１０年１１月１２日　読了 ２０２１年１２月３０日　読了 【書評】 　今こそ、映像技術が成熟した今こそ、この３部作って映像化できると思うのだけどなぁ。１作目は子どもの秘密基地所有意欲、冒険心への刺激、３作目は「そらいろこうげん」という大きな舞台が設定され、龍の存在に驚く人間達や龍の家族といった登場人物もバッチリ。映画なら３作目かなぁ。実現しないかなぁ。 　映画なら３作目とは言っても、ストーリーとしての農密度、日常にあるものをうまく動物達に使うといったアイデアについては１作目にちょっと分があるかなぁとは思うけどね。 　今回は龍が自分の存在を人間に知られるリスクを背負ってでもエルマーのところに急ぐところ、そこに慌てる人間、そして家族を洞窟から助けるシーンなどはスピード感があり読んでいて凄く楽しめる。３部作のラストにふさわしい展開だと思う。 　エルマー、３部作を通じてＯＯ７みたいなクールな感じになったよ（笑）

エルマーシリーズの第３巻、完結編。この巻で竜の名が"Boris"であったことがわかる。彼の両親と１４頭もの兄弟姉妹のdragonsたち。とってもにぎやかな巻だ。エンディングも全体の掉尾にふさわしく、なかなかに気のきいたものになっている。エルマーのおとぼけが可愛くもあり、また同時にそれは彼の成長のあかしでもあるだろう。なお、この巻こそ挿絵のすべてがカラーだったらと思わずにはいられない。せめて表紙をシンプルな両親の絵にせずに、８０～８１ページの１６頭のdragonsオンパレードにして欲しかった。

筋がわかっていれば、英語で読んでもたのしいです。 「女のきょうだいが６ぴき、おとこのきょうだいが７ひき、それに、やさしくてとってもおおきなかあさんととうさん」。 りゅうの家族１５ひきが、人間に追い込まれています。 りゅうは、エルマーに助けを求めます。 無事、脱出できたかどうか、結末は本を読んでください。 小学生に入る前から、寝る前に冒険図を描いて、夢で冒険しようとしていたことがあります。 エルマーと楽しい夢がみれそうです。