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私にとっての20世紀
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私にとっての20世紀
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20世紀になり既に15年が過ぎるが、21世紀になったばかりに書かれた本であるが、今、読んでも古さを感じず、今の時代をよんでいたような文書である。つまりその当時から今の状況は作られつつあり、それが今も進んでいると考えられる。この間も色々な時限爆弾のような法律が作られたが使用されてい...
20世紀になり既に15年が過ぎるが、21世紀になったばかりに書かれた本であるが、今、読んでも古さを感じず、今の時代をよんでいたような文書である。つまりその当時から今の状況は作られつつあり、それが今も進んでいると考えられる。この間も色々な時限爆弾のような法律が作られたが使用されていないというのは世論の力といえるのだろう。
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1911年生まれの著者が見た日本と世界の国々。ドイツは戦争への贖罪をしたが、日本とオーストリアの共通点は被害者意識があり、贖罪を済ませていないということをオーストリアの例を参考に書いているのには迫力があります。そして、ソ連の興隆とその崩壊、ベトナムなどの反植民地、反戦闘争が20世...
1911年生まれの著者が見た日本と世界の国々。ドイツは戦争への贖罪をしたが、日本とオーストリアの共通点は被害者意識があり、贖罪を済ませていないということをオーストリアの例を参考に書いているのには迫力があります。そして、ソ連の興隆とその崩壊、ベトナムなどの反植民地、反戦闘争が20世紀の歴史を象徴する出来事のように思われます。いわゆる左翼知識人がソ連崩壊10年を経て、客観的に20世紀を回想する淡々とした記述に新鮮な気持ちで読むことが出来ました。
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