1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

最初の恋、最後の儀式

イアン・マキューアン(著者), 宮脇孝雄(訳者)

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥2,640

¥1,980 定価より660円(25%)おトク

獲得ポイント18P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介 内容:立体幾何学. 自家調達. 夏が終わるとき. 劇場の大将. 蝶々. 押入れ男は語る. 最初の恋、最後の儀式. 装い
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 1999/06/30
JAN 9784152081513

最初の恋、最後の儀式

¥1,980

商品レビュー

4

11件のお客様レビュー

レビューを投稿

2022/07/31

再読なのだけれど、あらかじめこちら側に「イギリスを代表する作家」という刷り込みが存在してしまっているせいかその色眼鏡から逃れられなかった。ケン・ローチや『トレインスポッティング』の世界がここにある、という。もちろん扱っているテーマはそうした映画とは異なり独自性を孕んだ充分に生々し...

再読なのだけれど、あらかじめこちら側に「イギリスを代表する作家」という刷り込みが存在してしまっているせいかその色眼鏡から逃れられなかった。ケン・ローチや『トレインスポッティング』の世界がここにある、という。もちろん扱っているテーマはそうした映画とは異なり独自性を孕んだ充分に生々しいもので、新人がここまで書けたというのは凄い。だがその凄さや過激さに惑わされず読めば(という読み方は間違っているのかもしれないが)、実は極めて古風な完成度を備えた作品集であり正統派と言ってもいいアプローチが為されていることに気づく

Posted by ブクログ

2020/07/01

レアなマキューアンの姿がここにある、と言っていいのだろうか。なかなかの強度を孕む処女短編集だ。再読になるのだけれど、改めて唸らされる。その日暮らしに近い生活、ウェットな恋愛(近親相姦含む)、幼少期への憧憬とにもかかわらずそこから否応なしに人は出ていって大人にならなければならないと...

レアなマキューアンの姿がここにある、と言っていいのだろうか。なかなかの強度を孕む処女短編集だ。再読になるのだけれど、改めて唸らされる。その日暮らしに近い生活、ウェットな恋愛(近親相姦含む)、幼少期への憧憬とにもかかわらずそこから否応なしに人は出ていって大人にならなければならないという葛藤――そういったものを、随所にイギリスらしい生活感漂うディテールを配置して端正に見せる。ここまで変態なモチーフをばらまいても作品自体が下品に堕さないところが流石、と言おうか。ベル・アンド・セバスチャンを聴きながら読みたくなる

Posted by ブクログ

2018/02/19

未成年を先に読んでいると、振り幅に驚くけれどある意味原点のような感じかもしれない。少年と妙齢の女性を描くのは少なくとも定番ではないし。 奇妙で歪んだ性癖を見せつけられて、ついてこれるかな?って試されてる気分だった。少し江戸川乱歩や澁澤龍彦のようなアングラ要素があって、好き嫌いは...

未成年を先に読んでいると、振り幅に驚くけれどある意味原点のような感じかもしれない。少年と妙齢の女性を描くのは少なくとも定番ではないし。 奇妙で歪んだ性癖を見せつけられて、ついてこれるかな?って試されてる気分だった。少し江戸川乱歩や澁澤龍彦のようなアングラ要素があって、好き嫌いはハッキリ分かれるだろうけど私は好き。ただしぶっ飛んでいるのは確かだから、ダメな人は回れ右!の作品。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品