1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍

「聴く」ことの力 臨床哲学試論

鷲田清一(著者)

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥2,200

¥660 定価より1,540円(70%)おトク

獲得ポイント6P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

4/24(水)~4/29(月)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ティビーエスブリタニカ
発売年月日 1999/07/02
JAN 9784484992037

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

4/24(水)~4/29(月)

「聴く」ことの力

¥660

商品レビュー

4

29件のお客様レビュー

レビューを投稿

2022/01/17

他者の他者として初めて自覚させられる「自分」。〈聴く〉ことがそのまま哲学の実践である。考えさせられる論述が続く。メルロ=ポンティ、レヴィナス、フランクルの言葉がつながり、示唆的である。 ・反方法。エッセイ。 ・客は今の時代、侵入になってしまう。家父長制の時代はそうではなかった。...

他者の他者として初めて自覚させられる「自分」。〈聴く〉ことがそのまま哲学の実践である。考えさせられる論述が続く。メルロ=ポンティ、レヴィナス、フランクルの言葉がつながり、示唆的である。 ・反方法。エッセイ。 ・客は今の時代、侵入になってしまう。家父長制の時代はそうではなかった。 ・苦しみに苦しむ自分。苦しみに目を背けることはできても、苦しみであることは認識せざるをえない人間という存在の不思議。 ・存在の世話 ・「どっちつかず」と仲介性

Posted by ブクログ

2015/11/15

哲学書は難しい。特に翻訳物は読みにくい。始めの10数ページを読むと放り出したくなる。でも、見栄をはって本棚には並べておきたい。しかし、哲学のイメージも少しずつ変化してきている。哲学書がベストセラーに並んだりする。本書の著者は哲学の前に、臨床ということばをつけてみた。臨床、すなわち...

哲学書は難しい。特に翻訳物は読みにくい。始めの10数ページを読むと放り出したくなる。でも、見栄をはって本棚には並べておきたい。しかし、哲学のイメージも少しずつ変化してきている。哲学書がベストセラーに並んだりする。本書の著者は哲学の前に、臨床ということばをつけてみた。臨床、すなわちベッドサイド。医学に、心理学に、教育学にも冠される。このことば、哲学には似つかわしくない。なぜなら哲学は語るものだから。誰かに寄り添って、話を聞くのは哲学とは呼ばれなかったから。しかし、著者はそこに変更を求める。哲学を、直接人のためになるもの、社会と結びつくものに変えようとする。ただ傍らに座って、相手の話を聴く。そしてそれを受け入れる。説教をするとか、アドバイスするとかいうのでなく、単に受け入れる。それ以上でも、それ以下でもなく。それが途方もなく今にも崩れ落ちそうな相手のこころを和ませる。しかし、著者の思惑とははずれて、本書にもやはり哲学書の難解な文章がちりばめられている。しかし、本書で言いたいのはただ一つ。相手の話を聴くこと。ただ一生懸命に聴くこと。それ以上でも以下でもなく。ただそれだけ、と私は受けとめている。そういう意味で、深くこころに残る本となった。しかし、「しかし」が多い文章になってしまった。ああ、また「しかし」が2つ(3つ?)増えた。

Posted by ブクログ

2015/08/29

哲学が臨床の現場で、どのように関わっていくかについて語られていて、言葉がやさしい本だった。植田正治の写真と、鷲田清一の文章の組み合わせは少し繊細過ぎる印象もあるけど、語られている状況はとても身近に感じた。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品