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ヴィゴツキー入門 寺子屋新書

柴田義松(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 子どもの未来社
発売年月日 2006/03/30
JAN 9784901330602

ヴィゴツキー入門

¥550

商品レビュー

4

15件のお客様レビュー

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2024/02/24

自分にとって「発達の最近接領域」が耳馴染みのいい概念であったため、なんとなく好感をもっているヴィゴツキー。本書によって、その発達の最近接領域のバックグラウンドとして存在している価値観、ヴィゴツキーがNoをつきつけているものがある程度わかったような気がする。 教師そのものではなく環...

自分にとって「発達の最近接領域」が耳馴染みのいい概念であったため、なんとなく好感をもっているヴィゴツキー。本書によって、その発達の最近接領域のバックグラウンドとして存在している価値観、ヴィゴツキーがNoをつきつけているものがある程度わかったような気がする。 教師そのものではなく環境と、その環境と対峙する個人こそが成長のドリブンである。だから教師は環境を作り上げることこそが責務である。というのはしっくりくる。

Posted by ブクログ

2021/11/07

子どもの発達状態を評価するとき、どのように見ればいいでしょうか。学校の成績も入学試験も、だいたいはペーパーテストでみますよね。これ、教科書を見たり友達に教えてもらったりしたら、怒られてしまいます。ペーパーテストはひとりで解かなきゃいけない。自力で最初から最後までやれてはじめて点数...

子どもの発達状態を評価するとき、どのように見ればいいでしょうか。学校の成績も入学試験も、だいたいはペーパーテストでみますよね。これ、教科書を見たり友達に教えてもらったりしたら、怒られてしまいます。ペーパーテストはひとりで解かなきゃいけない。自力で最初から最後までやれてはじめて点数になるのです。 こういう評価の仕方って、実は子どもの一面的な部分しか評価していないのかもしれません。たとえばここに、小学5年生で、ペーパーテストの成績が同じくらいの2人の子がいたとしましょう。その子たちに、小学6年生の問題を解かせてみる。当然、ひとりで解くというのは出来ないのですが、先生とか親が手助けをしながらだったら解けるかもしれません。1人の子のほうは、小学6年生の問題までなら手助けありで解けた。もう1人の子のほうは、中学2年生の問題までなら手助けありで解けた。こういう差は出てくるものです。これを無視して同じ評価をするべきではない、むしろ、ヒントありでどこまで解けるかというほうが重要である。こう解いたのが、ヴィゴツキーの「発達の際近接領域の理論」です。 ヴィゴツキーは、心理学におけるモーツァルトと呼ばれるような早熟の天才(そして短命)であり、心理学の中でも、教育や発達に関する内容について多く研究しています。話しことばと書きことば、生活的概念と科学的概念といった対比を用いながら、どのように思考を獲得していくかについて、興味深い分析がなされています。

Posted by ブクログ

2018/12/10

ヴィゴツキー心理学の解説 教育学的な部分の解説が多い ・理論のおおまかな紹介はあるけど、理論の元になった実験がどういったものだったかはよくわからない。 ・今日的な意義、どの程度発展してきているのか、実証されているのか、もっと詳しいと嬉しい。 ・弁証法的理論だから正しい、みたいな主...

ヴィゴツキー心理学の解説 教育学的な部分の解説が多い ・理論のおおまかな紹介はあるけど、理論の元になった実験がどういったものだったかはよくわからない。 ・今日的な意義、どの程度発展してきているのか、実証されているのか、もっと詳しいと嬉しい。 ・弁証法的理論だから正しい、みたいな主張をそのまま受け取るのはどうなのか。 ・現在の学校で導入が進んでいるアクティブ・ラーニングの源流には、欧米経由で紹介されたヴィゴツキーの影響があるのだろうか。

Posted by ブクログ

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