商品詳細
内容紹介 | 内容:エゼキエレ・コーエンの犯罪. 拳銃よりも強い武器. 127番地の雪どけ. 古風な女の死. 12番目の彫像. 最後の一壜. 贋金づくり. 画商の女. 清算. 壁のむこう側. 警官アヴァカディアンの不正. 天国の片隅で. 世代の断絶. 内輪. 不可解な理由 |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2005/01/10 |
JAN | 9784150017651 |
- 書籍
- 新書
最後の一壜
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最後の一壜
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商品レビュー
4.2
11件のお客様レビュー
異色作家エリンの短編…
異色作家エリンの短編集。独特の雰囲気の作品が集まっています。きっとお気に入りの一編が見つかるはずです。
文庫OFF
今から30年近く前に…
今から30年近く前に書かれた 短編小説の名手の作品集。 ノワール小説に通ずるところもある作風が全体的に見受けられて どの作品もそれなりに楽しめるが、 なかでも『壁のむこう側』で描かれた主人公の内面の葛藤と衝動は、 学生時代に犯罪心理を勉強した身にはもっとも心を躍らされた。 表題作...
今から30年近く前に書かれた 短編小説の名手の作品集。 ノワール小説に通ずるところもある作風が全体的に見受けられて どの作品もそれなりに楽しめるが、 なかでも『壁のむこう側』で描かれた主人公の内面の葛藤と衝動は、 学生時代に犯罪心理を勉強した身にはもっとも心を躍らされた。 表題作『最後の一壜』や『不可解な理由』も 「業」とも呼べる人間の罪深き一面を見事なほどに淡々と描いていて、 逆にその凄まじさをヒシヒシと感じさせる。
文庫OFF
『特別料理』ほどじゃないけど、短い中に意外な結末ありで、やはり面白い。今回はホラーよりもミステリ色が強いと思った。 あまりの真相に笑いすらこみ上げてくる「127番地の雪どけ」「古風な女の死」「最後の一壜」。 個人的に衝撃的だったのは「世代の断絶」。ヒッチハイクの危険を書いてるんだ...
『特別料理』ほどじゃないけど、短い中に意外な結末ありで、やはり面白い。今回はホラーよりもミステリ色が強いと思った。 あまりの真相に笑いすらこみ上げてくる「127番地の雪どけ」「古風な女の死」「最後の一壜」。 個人的に衝撃的だったのは「世代の断絶」。ヒッチハイクの危険を書いてるんだけど…15才のヒロイン、あんなことがあったのに何も理解してないことに驚いた。
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