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『空海の風景』を旅する
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『空海の風景』を旅する
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商品レビュー
3.3
6件のお客様レビュー
https://www.nhk.or.jp/special/detail/20020104.html https://www.nhk.or.jp/special/detail/20020105.html (再放送) https://www.nhk.jp/p/ts/X83KJR6...
https://www.nhk.or.jp/special/detail/20020104.html https://www.nhk.or.jp/special/detail/20020105.html (再放送) https://www.nhk.jp/p/ts/X83KJR6973/episode/te/B2J13ZMY5Y/ https://www.nhk.jp/p/ts/X83KJR6973/episode/te/M6YY7V56L1/
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再読したいと思いつつ20年も経ってしまった司馬遼太郎の『空海の風景』を、外側から触れた感じでわたしのつぼにはまりました。 この本のもともとは2002年放映NHKのドキュメタリーで、番組のスタッフが制作の裏話&補足をしたような何人かの合作エッセイです。 番組は見たような見ないような。でもどちらでもかまわない読み応えでした。 空海、弘法大師の生い立ち、讃岐のため池の多さ、室戸岬で明けの明星が口に入った話、遣唐使で中国は長安に行った話、日本の全国津々浦々の大師伝説の所以など、司馬遼太郎のを再読しなくてもすっかり思い出しました。 加えてその風景が厚みを増したようでした。さすがドキュメンタリーを一生懸命作る人たちのエッセイですね。 ドキュメンタリー番組を作る時、映像から入っていく場合と、文芸作品という原作がある場合とは大変さが違うでしょうね。その真髄にどう迫るかで良くも悪くもなります。 だから『空海の風景』の本をぼろぼろになるまで読み込んだスタッフのエッセイは、実のあるものになり感動を与えるのでしょう。 空海の密教という宗教にかかわらず、人間とは何?「自分は一体何者なのか」 どう生きるのか?と問いかけをあらためて自覚したエッセイでした。 エッセイの最後に引いてあった空海のことばがやっぱり印象的でした。 生まれ生まれ生まれ生まれて生の始めに暗く 死に死に死に死の終わりに冥し 私事ですが、四国はまだ旅していません。お遍路さんはしませんが、車で回りたいところのひとつです。
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2005年刊行(底本2002年)。司馬遼太郎著「空海の風景」を素材にしたドキュメントNスペの取材録が本書。彼の同名著作のダイジェスト本であって、良い補完になった。◇具体的には、空海の足跡、すなわち、讃岐、奈良、長安、京都、高野山などを辿り、司馬の思索の様をも巡るものでもある。
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