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日本人とユダヤ人 角川oneテーマ21

山本七平(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/
発売年月日 2004/05/10
JAN 9784047041677

日本人とユダヤ人

¥220

商品レビュー

3.6

21件のお客様レビュー

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2010/05/28

自分たちの国を持てず…

自分たちの国を持てずに2000年間耐えてきたユダヤ人から、「安全と水はタダ」と考えているわれわれ平和ボケ日本人は学ぶべきことがたくさんある。

文庫OFF

2010/05/28

日本人論はいろんな人…

日本人論はいろんな人がいっぱい書いてるが、これは何?ユダヤ人との比較なんて聞いたこともない。しかも作者はイザヤ・ベンダサン?いざや、便出さん・・・

文庫OFF

2024/04/06

ウクライナとロシアの戦争は、プーチンさんが止める、といいさえすればたぶんおわる。 なんだか、はじまってからずっとそんな感じがしている。 問題はなぜあのかしこかったプーチンさんでさえ、こうなってしまったのか。 しかも、国内にチェチェンなどのいつ破裂してもおかしくない問題を抱え、足元...

ウクライナとロシアの戦争は、プーチンさんが止める、といいさえすればたぶんおわる。 なんだか、はじまってからずっとそんな感じがしている。 問題はなぜあのかしこかったプーチンさんでさえ、こうなってしまったのか。 しかも、国内にチェチェンなどのいつ破裂してもおかしくない問題を抱え、足元で100人の死者を越えるホール襲撃事件が起きてもウクライナの関与が、といいはじめる。 これって、ウクライナのせいにしたらもっと大変なことにならないか? 判断を狂わせる何がそこにはあるということなのだろう。 しかし、それにつきあわされるロシア人はどうなる? あれは、ドストエフスキーや、プーシキンや、トルストイを生んだ国民だぞ、などとずっと考えている。 この戦争はどうしても、ウクライナ側に一理あるようにみえる。 経済的には、つらいものがあるけれども、どう考えてひっくりかえしてもウクライナのほうが信じられる。 近頃のロシアには唖然としてしまうのだ。 何か、この結び付きがたい、不条理を整理する方法はないのか。 ことは、これだけにとどまらない。イスラエルとパレスチナの戦争だ。 だが、こちらは少しみえていることがある。というのは、イスラエルが国としての経験があまりに薄いし短いということだ。 だからといって、パレスチナの人々が、殺されていい理由ならない。 たぶん、国というものは微妙にその国の指導者 のもつフィルターをとおしながらの関係をとるものなのだろう。 だから、隣り合った国には、微妙にその国どうしでないとわからない阿吽の呼吸のようなものがある。 それが決定的に欠けている感触。 こんなことが、あってこの本を手に取った。 この本は、不思議な本で実をいうと同じ本を二冊買うところだった。 ためしに、図書館に行って著者の違う同じタイトルの本を二冊かり出してみるといい。 その意味がわかるだろう。 そして、ユダヤ人とと日本人と言いながら、決定的に日本人論である。 それが、とんでもない教養に裏付けされてくりだされてくる。 名著で奇書。 ただ、ひとつ問題がないこともない。 著者のいう人間敎とでもいうべき日本人の特性の中身である。 中身に何をこれから入れることができるか、によって変わるよな、ということ。 しかも、言葉にならないことまで含んでいるだろうから、できれば少しでも徳性のようなものが増えないものか、などと考える。 戦争だけにかかわらず、大きな問題を抱えつつあるのだが、未来に対して開かれている本でそのために読みつがれてきた本なのだろう。

Posted by ブクログ

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