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探偵は吹雪の果てに ススキノ探偵シリーズ ハヤカワ文庫JA

東直己(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2004/02/15
JAN 9784150307493

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探偵は吹雪の果てに

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商品レビュー

3.4

31件のお客様レビュー

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2021/01/16

東直己のススキノ探偵シリーズは、いわゆる第一期、つまり主人公の「俺」が20代後半から30代だった時代の作品(具体的に言うと『探偵はひとりぼっち』まで)しか読んでなかったので、このいきなり十年以上の年月が経過していて「俺」が春子と結婚し、別れ、そしてなんと中学生にもなる息子までいる...

東直己のススキノ探偵シリーズは、いわゆる第一期、つまり主人公の「俺」が20代後半から30代だった時代の作品(具体的に言うと『探偵はひとりぼっち』まで)しか読んでなかったので、このいきなり十年以上の年月が経過していて「俺」が春子と結婚し、別れ、そしてなんと中学生にもなる息子までいるという舞台の変化にあまり気持ちの良くないとまどいを感じたのは確か。 生活スタイルや行動様式はあまり変わっていないようでいて、しかしながら確実に時間の経過というものを認識せざるをえない、主人公の「俺」を含めおなじみの登場人物たちの「老い」を感じざるを得ないところに一抹の寂しさを感じてしまう。 とくにあまり登場シーンもなかったが高田とか。うーん、彼がチンピラ相手に大立ち回りを演じるシーンが毎回好きだったんだけどねぇ。 この『探偵は吹雪の果てに』はススキノではなく道内の田舎町が直接の舞台。作者の田舎町とそこに住む住民に対する呪詛とも思える嫌悪感がにじみ出ているような。 でもまあ、排他的な田舎の町って、日本中どこでもこういうところ、あるよね。常によそ者でありつづける宿命の転勤族には辛いのねん。

Posted by ブクログ

2019/05/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「探偵はBARにいる」シリーズ。こんなんだっけ?ポツポツ出てくる闘いシーンがこれ今必要?って感じで、探偵らしい謎を探っていくこともほとんどない、ただ流されているだけ、友人に頼んでどうにかしてもらうばかり。そして最後の50ページぐらいで出てくる老人がものすごいキーマンで、一気に片が付く。しかもいろんな人が銃撃ちまくりで死にまくり。事件解決が雑すぎる、日本なんだからそんな銃撃ちまくったらただじゃすまない。 やっぱり小説より映画が面白いという少ないタイプのシリーズ。

Posted by ブクログ

2018/06/25

ちんぴらに袋叩きにされて、“俺”は入院した。そこで偶然、病院の付添婦をしている昔の恋人と再会。彼女からの依頼で雪の田舎町まで一通の手紙を届けることになった探偵だが、町に着くなり身辺に不審な男たちの影がちらつき始め、理由も解明できないまま町を追い出されてしまう。やくざの組長の桐原の...

ちんぴらに袋叩きにされて、“俺”は入院した。そこで偶然、病院の付添婦をしている昔の恋人と再会。彼女からの依頼で雪の田舎町まで一通の手紙を届けることになった探偵だが、町に着くなり身辺に不審な男たちの影がちらつき始め、理由も解明できないまま町を追い出されてしまう。やくざの組長の桐原の助けを借り、再び町に舞い戻った探偵に最大の危機が!雪原を血にそめる死闘の果ての意外な結末とは?

Posted by ブクログ

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