- 書籍
- 書籍
その時歴史が動いた(30)
商品が入荷した店舗：0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
その時歴史が動いた(30)
¥220
在庫なし
商品レビュー
3
2件のお客様レビュー
ソ連崩壊とロシアの民主化（言うほどでもないにせよ）により、公開された様々な証拠が、日露戦争の事実を雄弁に語っている。曰く、黄海海戦で、すでに旅順艦隊は事実上壊滅していたこと。「坂の上」でヒーローにされた海軍が、間接的には203高地の悲劇を引き起こしたこと。世界戦史上、最悪の司令官...
ソ連崩壊とロシアの民主化（言うほどでもないにせよ）により、公開された様々な証拠が、日露戦争の事実を雄弁に語っている。曰く、黄海海戦で、すでに旅順艦隊は事実上壊滅していたこと。「坂の上」でヒーローにされた海軍が、間接的には203高地の悲劇を引き起こしたこと。世界戦史上、最悪の司令官と決めつけられた乃木将軍は、トンネルを掘ったり様々な近代的な戦術を試していること、伊地知が２６センチ砲を拒否したのは「真っ赤な嘘」であること。 ボクは、これだけの日本軍死者をだし２人の息子を戦死させて尚精神に障害をおこさず、司令官の地位を全うし、かつロシアや中立国の軍人に対して堂々とふるまい、結果としては、「当時確立されていなかった」コンクリート造りの要塞を攻略した乃木は、良い意味で当時の日本を代表する偉大な軍人であったと感ずる。
Posted by 
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
二〇三高地の話が読みたかった。 実際の映画やテレビで見るより真実は、やはり乃木大将が正等である。 というのも、二〇三高地の正面突破は非常に難しいとの情報を陸軍は事前に持っていた。 そのため、乃木大将は旅順攻略を主に考えた。 むしろ大本営の方が現地に指揮を任さなかったため、多大なる犠牲が強いた。
Posted by