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渡辺恒雄 メディアと権力 講談社文庫

魚住昭(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 2003/08/07
JAN 9784062738118

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商品レビュー

4.4

17件のお客様レビュー

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2021/09/12

弘文堂関係者のお話を聞いて、改めて読み返す老舗出版社弘文堂乗っ取りの経緯。渡邉さんは、かなり弟思いのようですが、少し無理筋な展開。新たな出資者に、児玉誉士男を担ぐ辺りに凄みがあります。公称1000万部(当時)という読売新聞を背景に権力を行使するナベツネの物語。日本のマスメデイアの...

弘文堂関係者のお話を聞いて、改めて読み返す老舗出版社弘文堂乗っ取りの経緯。渡邉さんは、かなり弟思いのようですが、少し無理筋な展開。新たな出資者に、児玉誉士男を担ぐ辺りに凄みがあります。公称1000万部(当時)という読売新聞を背景に権力を行使するナベツネの物語。日本のマスメデイアのリアルがうかがえる本であります、★四つかな。

Posted by ブクログ

2017/08/17

ナベツネと言えばプロ野球チームのオーナー時代、金にあかせた 選手集めを繰り返しプロ野球をつまらなくした張本人との認識しか なかった。 本書はそんなナベツネの少年時代から読売新聞の社長就任までを 綿密な取材で追っている。 学生時代、共産党の細胞として活動したのはいいが、反乱を起...

ナベツネと言えばプロ野球チームのオーナー時代、金にあかせた 選手集めを繰り返しプロ野球をつまらなくした張本人との認識しか なかった。 本書はそんなナベツネの少年時代から読売新聞の社長就任までを 綿密な取材で追っている。 学生時代、共産党の細胞として活動したのはいいが、反乱を起こさ れて党を追われる。読売新聞入社後は時の自民党の大物代議士・ 大野伴睦の番記者になったことから、次々と自民党の中に人脈を作る。 著者とのインタビューでナベツネ本人は否定をしているが、政界裏 工作に積極的に関わり、政治部記者から論説委員になると右偏向の 記事を紙面にあふれさせ、自分の意に沿わないコラムは没にすると いう職権乱用である。 自分のライバルになりそうな幹部社員や対立する社員がいれば、 策略を巡らせ追い落とし、トップに登りつめればスターリン並みの 恐怖政治でイエスマンを増産する。 「俺は才能のあるやつなんか要らん」 「俺は社長になる。そのためには才能のあるやつなんか邪魔だ。 俺にとっちゃ、何でも俺の言うことに忠実に従うやつだけが優秀な 社員だ。俺の哲学は決まってるんだ」 ナベツネ本人の言葉通り、読売新聞からは次々と名物記者が姿を消して 行った。新聞・テレビ、そしてプロ野球チームまでをも私物化した 権力の怪物は、未だ読売新聞グループの会長である。あの中央公論社が、 読売傘下になってしまったのは残念で堪らぬ。◎な良書だ。

Posted by ブクログ

2015/12/23

大下英治「専横のカリスマ」からの魚住勉「メディアと権力」。大下本ではナベツネで、魚住本ではワタツネなのですがワタツネの方が禍々しさ増量です。時間は10年以上遡っているのですが。猜疑心、嫉妬、コンプレックス、人心掌握、根回し、恫喝、嘘、密告、怪文書、罠、金…いやいや権力を志向すると...

大下英治「専横のカリスマ」からの魚住勉「メディアと権力」。大下本ではナベツネで、魚住本ではワタツネなのですがワタツネの方が禍々しさ増量です。時間は10年以上遡っているのですが。猜疑心、嫉妬、コンプレックス、人心掌握、根回し、恫喝、嘘、密告、怪文書、罠、金…いやいや権力を志向するとはこういうことか。もはやピカレスクロマンとして堪能してしまっていました。でも、これ創作上のキャラクターじゃなくて実在の日本の政治を動かしている人物であるところに気づくと哀しい気持ちになります。母親に志望校入れなかったことをなじられたことを晴らそうとしている、それ市民ケーンのローズバット?あるいは20世紀少年シニア版?なによりも未だ死んでいない権力者を題材に赤裸々なドキュメントを息をも継がせぬエンターティメントみたいに書き切った著者を尊敬してやみません!

Posted by ブクログ

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