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神道のスピリチュアリティ

鎌田東二(著者)

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商品詳細

内容紹介 //付属品~CD1枚付
販売会社/発売会社 作品社/
発売年月日 2003/11/30
JAN 9784878935930

神道のスピリチュアリティ

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2018/02/16

神道のスピリチュアリティ(霊性)について独自の考察を展開している本です。 あつかわれている内容は多岐にわたっており、ややまとまりのない印象もありますが、おおむねエッセイふうの文章でつづられています。アマノウズメやサルタヒコについて、著者はこれまでに刊行してきた著作でも論じていま...

神道のスピリチュアリティ(霊性)について独自の考察を展開している本です。 あつかわれている内容は多岐にわたっており、ややまとまりのない印象もありますが、おおむねエッセイふうの文章でつづられています。アマノウズメやサルタヒコについて、著者はこれまでに刊行してきた著作でも論じていますが、本書ではその「身体性」をテーマに、比較的自由な議論をおこなっています。 本書のもう一つの焦点になっているのが、鈴木大拙を批判し神道の霊性の意義について考察している論考だと思われます。ただわたくしには、著者は大拙の批判の意図を正しく理解していないように思います。たしかに「霊性」という概念そのものは、平田篤胤らによっても用いられていますが、大拙はそれが直接的な生命主義にすぎず、仏教の「大悲」のように「空性」をくぐり抜けていないために、いまだ霊性の「自覚」にまでいたっていないことを批判していたのではないでしょうか。梅原猛も『美と宗教の発見』で大拙の議論を批判していましたが、彼も日本古代の精神史のうちに見いだされる直接的な生命主義的発想を称揚しており、大拙の思想はむしろ彼らの生命主義に対する鋭い批判としての意義をもっているように思います。 なお本書には、「神道ソングライター」としても活動している著者のCDが付いています。

Posted by ブクログ

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