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妖精物語の国へ ちくま文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2003/05/07 |
JAN | 9784480038302 |
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妖精物語の国へ
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商品レビュー
4.5
4件のお客様レビュー
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再読。少し前にTwitterで子供の頃読んだ本の話が流行っていて読みたくなった。 指輪物語の作者が妖精物語の定義や効用について語った本。 もとはアンドリュー・ラング記念講演のための原稿だというわりにラングへの批判らしきものがけっこうあるのがなんだか面白い。端々に言語学者らしさがに...
再読。少し前にTwitterで子供の頃読んだ本の話が流行っていて読みたくなった。 指輪物語の作者が妖精物語の定義や効用について語った本。 もとはアンドリュー・ラング記念講演のための原稿だというわりにラングへの批判らしきものがけっこうあるのがなんだか面白い。端々に言語学者らしさがにじみ出ているのも。 スープにいろんな人やものを放り込むたとえと、あとは「学者さんがはいこれは心臓を体の外に隠す話だね類話が世界中にあるねーとか分類してたら無視されてしまうような細部こそが妖精物語は大事なんだよ!」っていう主張がいい。 クリスチャンじゃないせいか準創造という考え方はそれほどしっくりはこないのだけれども大人になってもファンタジーを愛し続ける人間の一人としてはファンタジーへの「逃避」を否定しないこのエッセイがとても好きである。
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