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オレンジだけが果物じゃない 文学の冒険シリーズ

ジャネット・ウィンターソン(著者), 岸本佐知子(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 国書刊行会
発売年月日 2002/06/25
JAN 9784336039620

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商品レビュー

3.9

18件のお客様レビュー

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2018/01/12

図書館で。 キリスト教も色々な宗派があるんだなぁと改めて実感。今、改宗すると讃美歌と聖書が付いてきますってのは中々面白いな。そして結構女性が実権を握っていた組織っぽいのも面白い。確かに…こういう人達に囲まれていたら頼りない男性よりは女性の方に惹かれるかも…とか思ってしまいました。...

図書館で。 キリスト教も色々な宗派があるんだなぁと改めて実感。今、改宗すると讃美歌と聖書が付いてきますってのは中々面白いな。そして結構女性が実権を握っていた組織っぽいのも面白い。確かに…こういう人達に囲まれていたら頼りない男性よりは女性の方に惹かれるかも…とか思ってしまいました。 それにしてもこんな厳格(そう)な宗教団体なのに結構手軽に?危険な恋のお相手が見つかるものだなぁとびっくりでした。そして実際近くに居たら大変だろうけれども完全に他人事として本で読むにはお母さまは物凄いキャラクターだと思った。日曜日(安息日!)にお盛んなお隣を制するためにオルガンをかき鳴らして讃美歌を合唱する辺りでは大笑いしました。 全てがお話、というような形で距離を置いた視点で書かれているので読みやすいのとこの人の意見は共感できるなぁと思いながら読みました。それにしても数奇な人生送ってる人っているものなんだなぁ…

Posted by ブクログ

2014/10/15
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※このレビューにはネタバレを含みます

図書館でタイトルを見て、気になっていて、「返却本」コーアーにあったので三回目にして初めて借りたけれど、挫折。 文芸ものは嫌いではないけれど、宗教色が強くて入りきれない。 出だしも面白かったのにな…。

Posted by ブクログ

2014/04/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

著者の自伝的要素を強くもった小説。 印象にのこる文体、文章作法であった。突然挿入される、童話の形をとった、現実を映し出す鏡、心象を描いた物語。 この『物語』部分がすこし取っ付きにくいため、星4つとした。内容だけあげるなら、星5つである。 最初は奇異な感じがしたが、実に見事な描写の数々であったので、読み進めるうちに『この描写が暗喩する、母親への複雑な感情は何か』と楽しみになってきた。 主人公の彼女だけが、この小説に登場するレズビアンではない、という点も興味深い。また、登場人物の彩が実に豊かである。 彼女を守ろうとできるだけのことをしてやる人、公平にチャンスを与えようとする人、惹きつけられる人、心変わりを自分のせいではなく他所に求める人、名に反して徳の欠片も持ち合わせない人。 こうした彩り豊かなサブ・キャラクターに支えられ、只の私小説ではない、一人のヒトのよろめきながらも歩く人生を描き出した小説が生まれたのだろう。 性的少数者であることが、これほど糾弾される世界でなかったら、この小説は別の形で、ひょっとすると執筆される必要すらなかったかもしれない。 評者は自分が性的少数者であるがゆえに、「レズビアン」にとどまらず、あらゆる少数派であることの生きづらさを想う。 宗教カルトの体裁を取らずとも、この現代日本社会とて同じくらい、少数派には狭量なのだから。

Posted by ブクログ

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