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木のいのち木のこころ 天(天) 新潮OH!文庫

西岡常一(著者), 塩野米松

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 2001/05/10
JAN 9784102900925

木のいのち木のこころ 天(天)

¥220

商品レビュー

4.8

5件のお客様レビュー

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2010/05/28

棟梁の徹底した木造建…

棟梁の徹底した木造建築に対する真摯な思いが伝わってくる。最後の宮大工の貴重な言葉。日本の古き良き伝統が残り、また、先人の知恵、技術の偉大さにただただ敬服するばかり。

文庫OFF

2021/02/22

奈良・法隆寺の昭和大改修、薬師寺の再建を行った「最後の宮大工棟梁」西山常一さんが、工人としての矜持、古代建築造営のすごさ、すばらしさを語っている。幾度読んでも「目から鱗」の一冊である。「木は山で買え」「木は生育の方位のまま使え」「木組みは寸法で組まず木の癖で組め」。西山氏が伝え聞...

奈良・法隆寺の昭和大改修、薬師寺の再建を行った「最後の宮大工棟梁」西山常一さんが、工人としての矜持、古代建築造営のすごさ、すばらしさを語っている。幾度読んでも「目から鱗」の一冊である。「木は山で買え」「木は生育の方位のまま使え」「木組みは寸法で組まず木の癖で組め」。西山氏が伝え聞く、1200年前から伝わる宮大工の口伝に、エンジニアリングのメタスキルの深さを学ぶ。それは、人が集まりともに協同して大伽藍をつくるというプロセスの知恵であり、人と自然の調和がもたらす美と荘厳と持続可能な共生へのヒントである。

Posted by ブクログ

2015/02/04

 法隆寺の宮大工で最後の棟梁西岡常一が残した最後の言葉。数年前の日経新聞のお正月の特集で、その年にお勧めの本として紹介されていた。さっそく入手しておきながら、何年も読まずに放置しておいた。今、入院を機に「天・地・人」とそれぞれ読んでみることにした。  お寺を造ってもどうして宮大...

 法隆寺の宮大工で最後の棟梁西岡常一が残した最後の言葉。数年前の日経新聞のお正月の特集で、その年にお勧めの本として紹介されていた。さっそく入手しておきながら、何年も読まずに放置しておいた。今、入院を機に「天・地・人」とそれぞれ読んでみることにした。  お寺を造ってもどうして宮大工というのだろうと思っていたが、本書を読んで納得がいった。昔は「宮大工」ではなく「寺社番匠」といったそうで、明治の廃仏毀釈で「寺」の字をとられたということだ。明治政府も罪なことをしたものだ。  昔ながらの徒弟制で代々続いてきた法隆寺の棟梁も、この西岡常一が最後だそうだ。彼が受け継いできた法隆寺棟梁の技術や口伝を、やさしく分かり易く語っている。口述だけに一般にもわかりやすい。中でも木の扱い方が、弟子の育て方に通じるところがあるというのが印象的だった。宮大工でなくとも、社会一般にも同じことが言えるような気がした。

Posted by ブクログ

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