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赤い月(上)

なかにし礼(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 2001/05/20
JAN 9784104451012

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商品レビュー

3.4

7件のお客様レビュー

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2012/06/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

なかにし礼の自伝的小説“赤い月”を 読んでみました。 内容は第二次世界大戦前後に起きた満州国 でのある一家の盛衰やその周辺で起きた 事件などが自伝的小説だけあって 生々しく綴られいる。 読み終わったあと、この小説を原作にした 映画、赤い月(主演:常盤貴子)を観たの ですが、筋に変わりはないのですが、 所々、原作とはかなり違っていて、 最後まで観るまでもなく 止めてしまいました。 ( ̄。 ̄;) 原作の内容をうまく削ってストリートを まとめるなら良いのですが、内容が 変わっていたり、ある登場人物が、 小説では出てこない場面で、登場させて、 場面を一部割愛したりしていてがっかり。 やはり、映画を観た上で、映画で 描き切れない部分を小説で読むのが、 私には合っているようです。 テレビ東京で制作したドラマ版 (主演:高島礼子)を観てみようかなぁ。

Posted by ブクログ

2010/10/25

ドラマはみてましたが、そうとは知らずに購入。映画もあったそうですね。 主人公は波子だと思いますが、牡丹江保安局(簡単にいうとスパイ)の氷室を軸に読んでいました。それぞれの立場で、「幻の満州国」の希望と絶望を味わうのですが、国家とのはざ間で、「満州」にいや日本に翻弄されていた姿は...

ドラマはみてましたが、そうとは知らずに購入。映画もあったそうですね。 主人公は波子だと思いますが、牡丹江保安局(簡単にいうとスパイ)の氷室を軸に読んでいました。それぞれの立場で、「幻の満州国」の希望と絶望を味わうのですが、国家とのはざ間で、「満州」にいや日本に翻弄されていた姿は印象的でした。 それが阿片にやられて、それを克服していく中にでてくるのですが、そこまで追い込まれないと自分を表現してはならなかった当時の状況が鮮明に伝わってきました。その意味では原作のほうがよかったですね。 また牡丹江に波子一家が着いた頃、まだ何もないところから繁栄(一時的にでも)していく姿は、満州=引揚げのイメージが強かったので、印象的でした。

Posted by ブクログ

2010/02/03

読んだのは2回目。 森田酒造は関東軍に酒を納めることで成長発展してきた。しかし、それは不安定な砂の上に建てた楼閣にすぎなかった。 昭和20年8月 満州牡丹江にソ連軍が迫っていた。森田酒造の主人森田勇太郎は出張中で留守だった。満州人の蜂起によっても利他酒造の波子をはじめとする日本人...

読んだのは2回目。 森田酒造は関東軍に酒を納めることで成長発展してきた。しかし、それは不安定な砂の上に建てた楼閣にすぎなかった。 昭和20年8月 満州牡丹江にソ連軍が迫っていた。森田酒造の主人森田勇太郎は出張中で留守だった。満州人の蜂起によっても利他酒造の波子をはじめとする日本人は財産を奪われた。命の危険にさらされた森田酒造の波子、娘の美咲、末息子の公平と女奉公人の3人は牡丹江省地方保安局の氷室によって軍用列車に乗ることが出来た。列車に乗っている間、何度かソ連軍による爆撃に会いやっとの思いでハルビンに着いた。しかし、ハルビンに着くと満州軍により荷物を全て取り上げられて着の身着のままになってしまった。 波子たちは公平の服の内側に隠したお金があったので、ナショナルホテルに宿泊した。ナショナルホテルは何回か泊まったことがあるので、勇太郎に会えるのではないかと考えたからだった。しかし、勇太郎に会うには収容所のほうではないかと考え直し、収容所に移った。収容所に移ってから9日目に突然勇太郎が中国人の助けもあって現れた。しかし、せっかく会えたのに、45歳以下の男たちを連れて行く列の中に46歳の勇太郎も自ら加わってしまった。 その後は回想録。 大正9年の小樽での観艦式。接待係をしていた波子と森田運送店の息子であった勇太郎はであった。 その時、波子は軍人の大杉寛治と付き合っていて、プロポーズまでされたのに、その日あったばかりの勇太郎に心引かれて勇太郎と結婚することになった。 その後、大杉と勇太郎は和解し、その大杉から満州行きを勧められた。 勇太郎夫妻に1男1女が誕生し、昭和9年満州に渡り、大杉の計らいにより森田酒造を起こした。 酒造所や住居、井戸の掘削。いよいよ棟上をする段階になって匪賊の紅槍会の襲撃にあったが、直接交渉し、武器を調達することで協定を結んだ。 昭和9年9月酒造所、住居ともに完成し、本格的な酒造が始まった。第一号は上出来の辛口であった。

Posted by ブクログ

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