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一絃の琴

宮尾登美子(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 2000/02/10
JAN 9784062099158

一絃の琴

¥220

商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

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2011/01/17
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※このレビューにはネタバレを含みます

一本の糸から成り立つ、一絃琴をめぐる物語。 主人公は苗から蘭子に移り変わり、 物語中では実に100年以上もの歳月が流れます。 琴をめぐる二人の女性の思いは対照的なのに、 皮肉にも歩んで行く人生は似通う不思議。 どちらかというと難解な言葉や言い回しが多いので、 決して読みやすいとは感じなかったのですが… 淡々とした文体ながらも読み応えがあるのは、 やはり話の筋に魅力があるからでしょうか。

Posted by ブクログ

2010/06/18

 土佐に伝わる「一弦琴」という琴の調べに魅せられ生涯をささげた女性の一代記…と思いきや。  二部、三部と話が進むにつれ、物語は途中登場したもう一人の主人公との戦いの様相を見せはじめます。あくまで互いの心の中だけで進むとても静かな女の(あるいは演者としての)意地の張り合い。  同...

 土佐に伝わる「一弦琴」という琴の調べに魅せられ生涯をささげた女性の一代記…と思いきや。  二部、三部と話が進むにつれ、物語は途中登場したもう一人の主人公との戦いの様相を見せはじめます。あくまで互いの心の中だけで進むとても静かな女の(あるいは演者としての)意地の張り合い。  同時に、どちらが主とも言えないくらいに作中で描かれているのが、士族に生まれ育った女性のとても高い自尊心。描き様によっては前時代的な差別意識になるところを、ここではそれが否定的にではなく扱われてます。  宮尾登美子好き。

Posted by ブクログ

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