1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍

生存する脳 心と脳と身体の神秘

アントニオ・R.ダマシオ(著者), 田中三彦(訳者)

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥3,080

¥1,210 定価より1,870円(60%)おトク

獲得ポイント11P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

4/28(日)~5/3(金)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2000/01/24
JAN 9784062100410

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

4/28(日)~5/3(金)

生存する脳

¥1,210

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

3.8

6件のお客様レビュー

レビューを投稿

2021/02/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

<メモ> 【ソマティックマーカー仮説】 ある対象Xに相対した時に起こる身体状態をマーキングし表象化しておくことにより、同じような対象に遭遇した時、そいつを呼び出して、素早い意思決定と行動を可能にする。 「外界が身体に引き起こす変化でその外界を表象する」 身体状態をモニタリングし、そこから表象を読み取る。 その表象の役割を果たすのが情動であり、情動をモニタリングした観察結果が感情である。 情動についてどう感じたか?→感情 【自己】 対象Xに対しての神経学的、身体的反応のたえざる流れが自己=「意識の流れ」 過去の記憶、そこから作り上げる未来のイメージが自己だとすれば、その運動は各瞬間に行われており、過去を引き継ぎつつ、それでいて変化をも許容する可塑的な自己として流れていく 【情動の重要性】 私たちの意思決定には情動という要素が欠かせない 情動により形成されたソマティックマーカーによって、選択肢の一次振分けがすでに終了してから始めて意識によって理性的な選択がなされる。 しかもその「理性的な」選択は、情動によるべちゃべちゃなバイアスがかかった状態で行われる。 意思決定において情動の影響は果てしなくでかい。というよりも最終決定権と最初期の方向性を握っていると言っても過言じゃない。 意思決定はあるテーマが議題に上がる前に、ほとんど決着がついているとも言える。 重要なことはどのようなテーマを議題に挙げるか?またはどのようなプロセスで議題化するかということが重要。 自動性のプロセスが働く前に、準備的に方向付けておかない、決して逃れることはできない。 しかし同時に情動がないと私たちは何も決定することができなくなるのも事実だ。 偏りが何もないということは、なんでもいいということ=どうでもいいということ。 全てがフラットで差異が存在しない索漠とした心象世界がそこにはある。

Posted by ブクログ

2009/12/22

脳の一部(前頭葉)を事故でなくした男。 知的変化・少。感覚運動変化・小。 失ったものは 安定したパーソナリティ(人格損傷)。 場当たり的、衝動的。 いろいろなことは考えられるが ささいな日常決定ができなくなった。 新皮質と感情をつかさどる脳の部分をつなぐ場所が 損傷を受けているこ...

脳の一部(前頭葉)を事故でなくした男。 知的変化・少。感覚運動変化・小。 失ったものは 安定したパーソナリティ(人格損傷)。 場当たり的、衝動的。 いろいろなことは考えられるが ささいな日常決定ができなくなった。 新皮質と感情をつかさどる脳の部分をつなぐ場所が 損傷を受けていることによる影響。 遠藤利彦「感情の心理学」

Posted by ブクログ

2009/10/02

前頭前腹内側領域 ventromedial prefrontal region 正常な意思決定に重要 情動感情の障害 病徴不覚症 anosognosia 情動と感情がどこにも見当たらない 損傷をうけると推論と情動のプロセスが両方だめになる領域 前頭前腹内側領域、体性感覚野、扁桃...

前頭前腹内側領域 ventromedial prefrontal region 正常な意思決定に重要 情動感情の障害 病徴不覚症 anosognosia 情動と感情がどこにも見当たらない 損傷をうけると推論と情動のプロセスが両方だめになる領域 前頭前腹内側領域、体性感覚野、扁桃体、背外側部 一次の情動 扁桃体と前帯状回が中心的役割を演じる辺縁系回路に依存 二次の情動 意識的および無意識的コントロール 頬骨筋 無意識のコントロール眼輪筋 本物の笑いは目が笑う 情動とは特定の脳システムを活性化する特定のメンタルイメージを結びついた一連の身体状態の変化である 情動を感じることの本質は、そのサイクルを引き起こしたメンタルイメージを並置しながら、そのような変化を経験することである 感情と身体とは不可分である 特定の反応オブションとの関連で悪い結果が頭に浮かぶと、ある不快な著感(gut feeling)を経験する。その感情は身体に関するものなのでこの現象にソマティックな状態と専門語を付した。そしてその感情は一つのイメージをマークするので、それをマーカーと呼ぶことにした。ソマティックマーカーは特定の行動がもたらすかもしれないネガティブな結果にわれわれの注意を向けさせ、いわば次のように言い、自動化された危険信号として機能する。「この先にある危険に注意せよ、もしこのオプションを選択すればこういう結果になる」  訳者解説 ソマティックマーカーという二次の情動から生み出された特別な感情が、いわば自動化された危険信号として機能し、多数の行動オプションのうちネガティブなものをふるい落とし、われわれが少数の選択肢から選択できるようにしている 身体と脳がこころを生み出す

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品