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カモメに飛ぶことを教えた猫

ルイス・セプルベダ(著者), 河野万里子(訳者)

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定価 ¥1,650

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社/
発売年月日 1998/06/05
JAN 9784560046531

カモメに飛ぶことを教えた猫

¥220

商品レビュー

3.9

33件のお客様レビュー

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2024/03/13

少し前にブクログに登録していたので、何でこの本を知ったのかすっかりわからなくなってしまったのですが、手にしてからタイトルを眺めてはいつ読もうかとうずうずしており、ようやく読めました。 キャラクターたちの行動の動機や気持ちの流れがわかりやすく描かれており、物語文の理解の初歩のレベ...

少し前にブクログに登録していたので、何でこの本を知ったのかすっかりわからなくなってしまったのですが、手にしてからタイトルを眺めてはいつ読もうかとうずうずしており、ようやく読めました。 キャラクターたちの行動の動機や気持ちの流れがわかりやすく描かれており、物語文の理解の初歩のレベルかなと思います。ただ漢字はほぼふりがながなく、小学校高学年からしか渡せなさそうなのが残念。語彙も「憤慨」や「荘厳」などやや難しめな熟語も見受けられます。 猫社会を想像たっぷりに描いた童話はたくさんありますが、その中でも「筋を通す」という気持ちよさ、情の厚さを根っこに据えてストーリーを展開しておられます。 登場キャラクターはそれなりに出てくるのに意外と混乱しないのはセリフが特徴的だからかな? 中学生以降には、ややストーリーが子どもっぽく感じられてしまうかも。絵も日本の子どもウケはしにくいかな…勧めるのはちょっとしりごみしてしまいます。でも、自分と違う生活をする生きものに対する慈しみを描いた作品として、湿っぽすぎず、男の子でも読みやすいキャラクターなのは特筆する点です。見極めて勧めていきたい良作でした。

Posted by ブクログ

2023/12/10

港の猫の名誉と誇りにかけて、交わした約束は守り抜く。 優しさを胸に秘めたゾルバのハードボイルドなセリフがカッコよい。 いいかい、きみはカモメだ。そして、カモメとしての運命を、まっとうしなくてはならない。 だからきみは、飛ばなくてはならない。 飛ぶことができたときこそ、きみはきっ...

港の猫の名誉と誇りにかけて、交わした約束は守り抜く。 優しさを胸に秘めたゾルバのハードボイルドなセリフがカッコよい。 いいかい、きみはカモメだ。そして、カモメとしての運命を、まっとうしなくてはならない。 だからきみは、飛ばなくてはならない。 飛ぶことができたときこそ、きみはきっと、本当に幸せになれる。

Posted by ブクログ

2023/11/29

飛ぶことができるのは、心の底からそうしたいと願った者が、全力で挑戦したときだけだ というゾルバのセリフが、 心にささりますね^ ^ 引用されている、ベルナルド・アチャガという詩人が書いた「カモメ」という詩も、 カモメが飛ぶためのヒントになり、すてきな詩です!!

Posted by ブクログ

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