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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 1997/07/24 |
JAN | 9784480032867 |
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水木しげるのラバウル戦記
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水木しげるのラバウル戦記
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商品レビュー
4.2
43件のお客様レビュー
水木しげるが絵と文章で戦争体験を綴ったもの。 漫画『総員玉砕せよ』に出てくるエピソードももちろん出てくる。同じ船に乗っていた者がいつのまにかワニに喰われた話、魚を喉に詰まらせて死んだ兵隊の話、不条理で無意味なビンタ、上官の似顔絵などなど。 戦地の、しかもかなり敵に近い場所に送ら...
水木しげるが絵と文章で戦争体験を綴ったもの。 漫画『総員玉砕せよ』に出てくるエピソードももちろん出てくる。同じ船に乗っていた者がいつのまにかワニに喰われた話、魚を喉に詰まらせて死んだ兵隊の話、不条理で無意味なビンタ、上官の似顔絵などなど。 戦地の、しかもかなり敵に近い場所に送られているというのに、始終、水木しげるはマイペースで、禁じられていようとビンタされようと現地の人達と交流している。好奇心や自然を美しいと思う感覚を手放さずにい続けている。自分はまだ若かったから体力もあったし希望が持てた、というような言葉があるけれど、過酷な労働や不条理な暴力、劣悪な生活環境でも、希望や感性を殺さずにい続けるのは、やはり並大抵の事ではないのでは。 水木しげるの漫画で時々感じる達観はこれらの経験から来てたのかなあ、と思いながら読んでいた。
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過酷な状況で、しょっちゅうビンタをくらっていたのに、なぜか飄々とした感じ。決して笑う場面ではないのに、なぜかユーモアを交えての語り。水木センセイだから、あの状況を乗り越えたように思った。毎日描いていたというイラストも、当時のことがよくわかる貴重なものだと思う。この本を残してくれた...
過酷な状況で、しょっちゅうビンタをくらっていたのに、なぜか飄々とした感じ。決して笑う場面ではないのに、なぜかユーモアを交えての語り。水木センセイだから、あの状況を乗り越えたように思った。毎日描いていたというイラストも、当時のことがよくわかる貴重なものだと思う。この本を残してくれた水木センセイに感謝。
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映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』を観て、水木しげるさんの戦争体験を知りたくなり読み始めた。 絵日記調で水木さんの語りが朗らかでとても読みやすいのだが、書かれている内容は壮絶そのもの。上官からの理不尽な暴力(ビンタ)の擬音語が「ビビビーン」て!絶対そんな軽くないでしょ!笑ってしまうよ...
映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』を観て、水木しげるさんの戦争体験を知りたくなり読み始めた。 絵日記調で水木さんの語りが朗らかでとても読みやすいのだが、書かれている内容は壮絶そのもの。上官からの理不尽な暴力(ビンタ)の擬音語が「ビビビーン」て!絶対そんな軽くないでしょ!笑ってしまうよ!? 水木さんが生きて帰ってきてくれて、戦争を現代に伝えてくれて、本当によかった。
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