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続 妖怪画談 岩波新書288

水木しげる【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/
発売年月日 1993/06/21
JAN 9784004302889

続 妖怪画談

¥440

商品レビュー

4.5

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2016/03/01

(2016.02.28読了)(2016.02.28借入) 「妖怪画談」水木しげる著、岩波新書、の続編です。 読み終わって、章ごとの扉を見たら、郵便受けの妖怪で統一されていることに気が付きました。遊び心にあふれています。さすがに妖怪研究者と名乗るだけのことはあります。 Ⅰ章では、日...

(2016.02.28読了)(2016.02.28借入) 「妖怪画談」水木しげる著、岩波新書、の続編です。 読み終わって、章ごとの扉を見たら、郵便受けの妖怪で統一されていることに気が付きました。遊び心にあふれています。さすがに妖怪研究者と名乗るだけのことはあります。 Ⅰ章では、日本、アイヌ、朝鮮のあの世が紹介されています。結構いろんな呼び名で言われているんですね。 Ⅱ章では、疫病神やオシラ様などが紹介されています。 Ⅲ章では、河童の仲間たちが紹介されています。 Ⅳ章は、これぞ妖怪と思われる面々が登場しています。 Ⅴ章は、中国の妖怪です。こちらは、諸星大二郎さんに任せた方がよさそうです。 Ⅵ章は、憑きものたちです。こちらは「しゃばけ」シリーズにお任せですかね。 Ⅶ章は、せっかくの水木さんの本ですから、鬼太郎を登場させない手はない、というところでしょうか。鬼太郎を読んだことがないので、新鮮です。 【目次】 Ⅰ あの世めぐり Ⅱ 神さまに近い方がた Ⅲ 河童たち Ⅳ 妖怪紳士録 Ⅴ 中国の妖怪たち Ⅵ 憑きもの Ⅶ 鬼太郎血戦録 妖怪コレクター 参考文献 登場妖怪一覧 ●疫病神(52頁) その昔、疫病(流行病や伝染病)は〝疫病神〟が流行らすもの、と考えられていた。 〝疫病神〟は一人、または五人組で町や村をさ迷い歩き、疫病を蔓延させるのである。 ●スネカ(68頁) 岩手県のおもに沿海の村々で、正月15日の晩、怠け者をこらしめにやってくるものを〝スネカ〟という。 恐ろしい木の面を被り、家々を廻って、脛の火斑を引き剥ぐといわれている。 (岩手県大船渡市三陸町吉浜にスネカがあるのですが、最近まで知りませんでした。水木さんの妖怪に関する情報網はすごいですね。) ●ひだる神(74頁) 山道を歩いているとき、急に疲労感が出たり、飢えを感じることがある。それはひだる神が憑いたためかもしれない (日経新聞に連載中の「迷いの旅籠」宮部みゆき著、にひだる神の話が出てきました。) ●樹木子(じゅぼっこ)(108頁) 人間の血を大量に吸い込んだ木は〝樹木子〟という妖怪になる。 多くの人が血を流した場所といえば戦場跡で、こうしたところに生えている木は危ない。 ☆関連図書(既読) 「妖怪画談」水木しげる著、岩波新書、1992.07.20 「総員玉砕せよ!」水木しげる著、講談社文庫、1995.06.15 「カランコロン漂泊記」水木しげる著、小学館、2010.04.11 「ゲゲゲの女房」武良布枝著、実業之日本社、2008.03.11 (2016年3月1日・記) (「BOOK」データベースより)amazon 妖怪は本当にいるのだ。精緻なタッチと豊かな色彩の中に妖怪たちを生きいきと描いた『妖怪画談』は、小学生からお年寄りまで幅広い読者に支えられ、大妖怪ブームを巻き起こした。その待望の続編が完成した。今回は一段と充実し、「あの世めぐり」「河童たち」「中国の妖怪」「鬼太郎血戦録」などを収録した。

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2013/08/31

古本で購入。 全編フルカラーの絵とちょっとした解説のついた妖怪図鑑。 画談シリーズは他にも『幽霊』『妖精』があるけど、岩波新書編集部グッジョブと言いたくなる良書。 水木サンの絵は鬼太郎や猫娘といった「単品」ではよく知られていると思う。 でも実はこういう一枚絵も必見。背景の書き...

古本で購入。 全編フルカラーの絵とちょっとした解説のついた妖怪図鑑。 画談シリーズは他にも『幽霊』『妖精』があるけど、岩波新書編集部グッジョブと言いたくなる良書。 水木サンの絵は鬼太郎や猫娘といった「単品」ではよく知られていると思う。 でも実はこういう一枚絵も必見。背景の書き込み方が半端ではなく、「怪し」の雰囲気がものすごく出ていていいのだ。時々シュールな感じの絵もあって、思わず笑ってしまう。 妖怪は「いたらおもしろい」というものだし、「いる」とするその背景を知るのが、またおもしろい。 たまに眺めて楽しむのにピッタリな本。最後に鬼太郎の絵も載っていて心憎い。

Posted by ブクログ

2011/05/12

[ 内容 ] 妖怪は本当にいるのだ。 精緻なタッチと豊かな色彩の中に妖怪たちを生きいきと描いた『妖怪画談』は、小学生からお年寄りまで幅広い読者に支えられ、大妖怪ブームを巻き起こした。 その待望の続編が完成した。 今回は一段と充実し、「あの世めぐり」「河童たち」「中国の妖怪」「鬼太...

[ 内容 ] 妖怪は本当にいるのだ。 精緻なタッチと豊かな色彩の中に妖怪たちを生きいきと描いた『妖怪画談』は、小学生からお年寄りまで幅広い読者に支えられ、大妖怪ブームを巻き起こした。 その待望の続編が完成した。 今回は一段と充実し、「あの世めぐり」「河童たち」「中国の妖怪」「鬼太郎血戦録」などを収録した。 [ 目次 ] 1 あの世めぐり 2 神さまに近い方がた 3 河童たち 4 妖怪紳士録 5 中国の妖怪たち 6 憑きもの 7 鬼太郎血戦録 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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