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草原の記

司馬遼太郎【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 1992/06/20
JAN 9784103097358

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2024/02/18

前半は「欲望少ない」遊牧の爽快を絶賛「農業は大地を傷つける」。みどり夫人は「星を見ながら寝たい」願望が従来あったがパオの空気取り穴から確かに見えた。なんと五台山にラマ教僧が居て。 『街道をゆく』モンゴル編で著者を案内したツェべクマ女史と再会、ツェべクマはチベット語で花の意。大デュ...

前半は「欲望少ない」遊牧の爽快を絶賛「農業は大地を傷つける」。みどり夫人は「星を見ながら寝たい」願望が従来あったがパオの空気取り穴から確かに見えた。なんと五台山にラマ教僧が居て。 『街道をゆく』モンゴル編で著者を案内したツェべクマ女史と再会、ツェべクマはチベット語で花の意。大デュマ小説並の数奇な人生、夫も。敗戦時満州国にいたため日本語を話せる、だけで文化大革命で生命の危険、ソ連領チタに旅行目的で出国、モンゴル共和国に亡命。晩年の著作だけに文革への私見も披露、文化大革命について司馬が書いたのを見るのははじめて。 「後世の歴史家は秦の始皇帝の焚書坑儒以上の政治悪としてあつかうにちがいない」 亡命は力づくで(中国が領事館警察を持たず実力が弱い{ツェベクマさんはその気になれば烈女}のとソ連への遠慮で)黙認され旅券を「もう要りません」と返却して無国籍となったが、外国人専用のウランバートルホテルで勤務して10年の実績で国籍も得て愛娘イミナはレニングラード大学に進学。再会時には年金生活というか馬二頭その他との遊牧生活。モンゴルでは心友である馬は食べない。 「陰膳」って知ってる?ツェベクマさんは別離した夫に陰膳をつづけたが26年後(!)再会が叶った。ただし彼には新妻がいた。再会した時、彼女のもとで死ぬためだったことがわかった。妻は一ヶ月の滞在を特例で45日にのばされたがやがて母国に帰った。7年の牢獄は夫であったブルンサインの身体を蝕んでいた(それでも生存できたのは理系であったためとおもわれる)彼はツェベクマの腕に抱かれて死んだ。

Posted by ブクログ

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