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商品レビュー
4.2
15件のお客様レビュー
読みやすすぎる文章、三行分を占めてしまう強調デカ文字、まるでラノベのようである。1969年、安保闘争が最高潮となった年。十七歳の少年が女の子にモテたいがために思想をかたり、バリケード封鎖なんかをやっちゃったり……。力いっぱい面白く生きる、それは闘争なのだと、あとがきで著者は言う。...
読みやすすぎる文章、三行分を占めてしまう強調デカ文字、まるでラノベのようである。1969年、安保闘争が最高潮となった年。十七歳の少年が女の子にモテたいがために思想をかたり、バリケード封鎖なんかをやっちゃったり……。力いっぱい面白く生きる、それは闘争なのだと、あとがきで著者は言う。ハードボイルド調の芥川賞作『限りなく透明に近いブルー』との落差に驚いたけれど、こちらが最も本音に近い作品かと思う。 ぶっちゃけな中に真理がスパッと見えるところがあって、面白かった。
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映画のほうを先にみた。太田莉菜ちゃんが出ているのです。映画とラストが違った。わたしは映画のラストのほうがすきです。
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青春ですね。 17歳の頃を思い出します。 青春小説としてもめちゃくちゃ面白いんですが、 今日はちょっと違う解釈を付け加えたいと思います。 2025年問題ってのがありますね。 そうです。この年に団塊の世代が大挙して75歳を迎えるのです。 その世代の人たちの一番輝いていた時代...
青春ですね。 17歳の頃を思い出します。 青春小説としてもめちゃくちゃ面白いんですが、 今日はちょっと違う解釈を付け加えたいと思います。 2025年問題ってのがありますね。 そうです。この年に団塊の世代が大挙して75歳を迎えるのです。 その世代の人たちの一番輝いていた時代について知ることは、少なからず介護の役に立ちます。 ランボーやら、アラン・ドロン、ウェス・モンゴメリー、レッド・ツェッペリン…いろんな固有名詞が作中に出てきますが、それがどういう文脈的意味を持つのかがこの作品では良く分かります。 それくらいその時代の空気感がいきいきと描かれています。 自分が生まれる前の時代の雰囲気に触れながら、その世代の人の青春に共感できる。 と言う訳で、この本をこれからの介護職の必読書の一つに推薦したいと思います。
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