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ごんぎつね 日本の童話名作選
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 偕成社 |
発売年月日 | 1986/09/01 |
JAN | 9784039632708 |
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ごんぎつね
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商品レビュー
4.5
88件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「誰が国語力を殺すのか」に載ってたので、読んでみたくなった。 ごんぎつねがいたずらして、殺されてしまう話。説明しなくても大半の人が知っていそう。 母親の葬式で何かを煮ている何を煮ているのかという質問に『死体』という答えがあったというけど、正直、葬式のシーンなんて覚えてなかった。 読み直したら確かに葬式のシーンがあった。あと、「ごんぎつねがいたずらをしたために母親は兵十がとったうなぎを食べられなかった」とあったけど……これ、キツネがそう思ったという話で実際はどうなのかが書かれてなかった。ごんぎつねはいたずら好きだけど、ちゃんと反省も出来ている意外と真面目な狐だった。 ごんぎつねの視点で書かれてるので、兵十に関することはほとんど推測だったりする。想像力豊かなごんぎつね。 この感想で『自業自得』という子供もいるらしいけど、それは一理ある。でも、これを『自業自得』というのは、『自縄自縛』になりそうだなと思う。いたずら心も、間違ってしまうことも人にはあるので、ある程度『許し』という緩みは必要。それがこのごんぎつねでは最後に兵十がごんぎつねが自分に毎日栗を持ってきていたと知って、『兵十は、火縄銃をばたりと、とり落としました。』に現れている。 今の小学生はそれも読めないという事なのだろうか。『驚き』ぐらいは読み取れるはずと思いたい。 行動から感情を読み取るってどこまで、『読める』ものなのだろう。今のアニメだと『全部セリフにしないと伝わらない』というのも聞くので、それだけ『行動から感情を読み取る』事が出来る人は減ってるんだろうなとは思う。 個人的にはこの物語は好きでも嫌いでもない。繰り返し見聞きしてるから頭に残ってるだけ。絵は可愛くて好き。
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長女が生まれた数十年前、友人がプレゼントしてくれた1冊。大人も充分に鑑賞できる美しい黒井健さんの絵。
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子どもの頃から親しまれてきた絵本。今、6歳の孫が とても興味を持っている絵本。長いお話でもじっくり聞いてくれ、彼の中でその物語を理解しようとしているのが伝わってきます。 悲しいお話ではありますが、このお話から受け取るものは大きいと思います。
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