1,800円以上の注文で送料無料

  • 新品
  • コミック
  • 小学館

新九郎、奔る!(6) ビッグCスペシャル

ゆうきまさみ(著者)

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

¥759

獲得ポイント6P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2020/12/11
JAN 9784098608294

新九郎、奔る!(6)

¥759

商品レビュー

3.8

6件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/03/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ま、そういうもんだよね、戦国時代入りたての頃の片田舎では…新九郎の奔走によって、猫の額程の領地での角突き合いが1巻がかりでやっとこさ解決したものの…個人的にはとってもダメージだっただろうねえ。この時代に生きるには、些か生真面目過ぎる感があるしな。これがゆくゆくは小田原北条氏の祖になって、うちの一族を追い詰めて滅ぼすことになるかと思うと。享徳の乱の方は、遠い昔、小中学生向けの『神奈川県の歴史』で、古河公方成氏とか太田資長あたりの話を読んだ記憶があって、そうかあ。これがそのうち新九郎が関東に向かう契機に、と。

Posted by ブクログ

2022/07/04

伊勢新九郎盛時(のちの北条早雲)、室町幕府政所官僚・伊勢家の所領・備中荏原(岡山県井原市)のイザコザを解決するために赴任して来て約1年、父親の盛定が政争に敗れて隠居した為、5巻目終わりにして正式に御領主になった。 今回手に入れた7巻目までは読み切ったのではあるが、6巻目の感想を...

伊勢新九郎盛時(のちの北条早雲)、室町幕府政所官僚・伊勢家の所領・備中荏原(岡山県井原市)のイザコザを解決するために赴任して来て約1年、父親の盛定が政争に敗れて隠居した為、5巻目終わりにして正式に御領主になった。 今回手に入れた7巻目までは読み切ったのではあるが、6巻目の感想を書いているのは、先日井原市荏原(えばら)への旅を敢行した為である。7巻目にそれをリポートしたい。これによって、若干16歳の領主新九郎の地方所領経営の大変さと巧みさ、大人の対応、青年としての悩みなどが、リアルにわかるようになった。 例えば、6巻冒頭で新九郎が京都で伊勢家東荏原領主を拝命して帰ってくると、西荏原と元荏原地区支配者・那須一族との間に境目争いが起きていた。「那須のやつら、戸倉館の対岸の山中に砦らしきものを築いてやがる。やる気満々じゃねーか」と伊勢九郎盛頼(西荏原の名代)は言っている。解説はないけれども、私の調査によると戸倉にはもともと那須一族のお城があったし、現有那須の城・小菅城の真下なので、彼らが領有を主張しても、決して根拠なきことではないと推察仕る。 実際に荏原を回ると、確かに九郎盛頼が自虐するほどのド田舎なのである。平地に限れば、荏原地区は歩いて1日で回れるほどの土地に過ぎない。それでも、その土地を先祖代々守ってきた彼らにはそれなりの矜持がある。一方、300年前平家討伐の際の那須与一の功で土地をゲットした那須一族にも、矜持があるだろう。守るべき、統一した法律はない。しかしそれなりの秩序を作っている。中世は正にアウトローたちの時代なのである。 新九郎はどうしたか?戦はしたくない。無駄な血が流れるからである。よって、先ずはお寺の古文書を調べて戸倉が伊勢家所領であることを示した上で、京都のツテを利用して手打ちを斡旋する。お陰で、初恋の人を失うことにもなるわけだが‥‥。 登場人物の性格付けは、ゆうきまさみ色が強いものの、史実的にあり得ない展開は一切ない。リアルな中世絵巻。物凄く読み応え、見応えある作品である。 中世の人々、強かで賢い。おもしれーじゃねーか。

Posted by ブクログ

2021/06/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あわや一触即発の状況を治める知性と初恋に翻弄される幼さの塩梅がよい~。 「ここだけの話」が瞬く間に共有されるの、何度読んでも笑ってしまう

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品