商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 亜紀書房 |
発売年月日 | 2020/11/25 |
JAN | 9784750516783 |
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読書のちから
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商品レビュー
4.3
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苦しみや「かなしみ」が私たちに教えるのは、答えではなく問いの深まりである。-情愛の泉 自分の生きる意味を探して、自分のために時間を費やすのではなく、他者に「時」をささげ、共感と理解を深めるなかにこそ人は、自らの「傷」を「愛」へと変容させる道を見出す。-いのちを生きる だが、よく考えてみれば私たちはつねに、日々を死と隣り合わせに生きている。日ごろあまり意識しないが、人はつねに、生きつつあるとともに死につつある。 日々、死に近づいているにもかかわらず人は、いかに生きるかばかりを考え、いかに死を迎えるかという問題を見過ごしている。 「死の床にある人、絶望の底にある人を救うことができるのは、医療ではなくて言葉である。宗教でもなくて、言葉である」。「死」に力点を置いて読むとき、この一節が、異なる光を放つのが分かるだろう。-たましいの糧 わたしが地上を去るとき、別れのことばにこう言って逝かせてくださいー「この世でわたしが見てきたもの、それはたぐいなくすばらしいものでした」と。 「光の海に咲きほこるこの蓮華の秘められた蜜の甘さをわたしは味わった、こうしてわたしは祝福されたのです」ーこれをわたしの別れのことばにさせてください。-十読は一写に如かず
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自分の生きる意味を探して、自分のために時間を費やすのではなく、他社に「時」をささげ、共感と理解を深めるなかにこそ人は、自らの「傷」を「愛」へと変容させる道を見出す。
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本を読むことは、書き手との対話である。 だが、誰と対話するかは慎重に選ばなくてはならない—— 恩師・井上洋治、遠藤周作、須賀敦子、神谷美恵子、池田晶子、柳宗悦。著者自身の「危機」を救ってきた言葉を紹介し、「確かに生きる」ヒントを探る。 知識ではなく、人生の手応えを与えてくれる「生...
本を読むことは、書き手との対話である。 だが、誰と対話するかは慎重に選ばなくてはならない—— 恩師・井上洋治、遠藤周作、須賀敦子、神谷美恵子、池田晶子、柳宗悦。著者自身の「危機」を救ってきた言葉を紹介し、「確かに生きる」ヒントを探る。 知識ではなく、人生の手応えを与えてくれる「生涯の一冊」に出会うための方法も記す読書をめぐるエッセイ集。
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