あの「歩き方」の東京版。 あのレイアウト、あの文体で書かれると、異邦への旅行モードになるから不思議。 各エリア毎に設定された「お散歩プラン」は日本だけあってよく考えられている。 P14のイベントカレンダー、P78からの交通ガイド、P294からの歴史年表に名店などの創業年を重ねた年表が秀逸。 P448はちょっとやり過ぎ？

「地球の歩き方」ガイドブック初の日本国内版。 第一章　交通ガイド　　第二章　エリアガイド 第三章　歴史と文化　　第四章　グルメ　　第五章　ショップ 第六章　ナイトライフ　　第七章　宿泊 第八章　旅の技術と準備　　索引。東京別冊MAP有り。 特集・小特集・かわら版等、情報多数。 「地球の歩き方」ガイドブックとしては、初の日本国内版。 東京を従来の海外ガイドブックの掲載方式で紹介した感じ。 なので、エリアガイドの見どころはデータと簡易な説明のみで、 主に23区中心となっています。市部や奥多摩、島嶼部はほぼ無し。 反面、第三章以降と特集・小特集・かわら版等の情報ページは、 東京の特色を全面に出した内容となっていて、江戸情緒と 各種観光スポットの情報が多く、読み物としても楽しめました。 あ、でもアーティゾン美術館が載ってないなぁ。 交通網が詳しく載っているのも、良し。 鉄道以外にバスについての情報･･･無料シャトルバスや地域の コミュニティ巡回バスも紹介されています。結構便利ですよ。

生まれてからずっと都民だけど、あまり東京は知らないんだなぁ、と実感。楽しく読みました。 「地球の歩き方」シリーズ初の国内版！とのこと。 収録された内容は結構普通。 でも、このシリーズが醸し出す独特の質感や雰囲気が、なぜかお出かけをしたくさせる。冒険心をくすぐるというか。決して持ち運びに便利とは言えないのに不思議だ。 このガイドブックを片手に不要不急の外出をすることが現時点での夢だな。 ちなみに価格は税込で2020円。