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秘密 season0(9) 花とゆめCSP

清水玲子(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白泉社
発売年月日 2020/09/04
JAN 9784592212393

秘密 season0(9)

¥825

商品レビュー

4.7

6件のお客様レビュー

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2023/11/02

巻末の「目撃」が、かなり好き。これこれ、こういうの!言葉の持つ意味と展開の上手さ。素晴らしすぎて。こういう話を沢山読みたい。

Posted by ブクログ

2021/07/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

特別編だけど…。 翔、もとい、朔が告白しなければー!と一瞬思ったけど、防犯カメラの映像がすぐに公開されるから、結局翔は殺される運命だったのね…。 お互いに思い合ってたけど、犯罪者ゆえに幸せになれなかった。 しかし、札束が燃えたかどうかは、現代でもわかるんだから、それで世間は納得するのかな〜。元の持ち主の家族とか(いないのか?) 香がちゃっかり持ち逃げしたってことだよね。 今の二億はすごい金額だけど、あの時代では(今後日本が普通に経済成長していけば)、今の時代で1,000万円ぐらいの価値かなーと思ったり。 なぜ香が記憶喪失のふりをしたのか、について。 一番辻褄の合う説明としては「翔が2億円強奪の犯人だと知ってた。自分に興味を持たせて見張らせるため」なんだけど、下手したら殺されるし、一番手っ取り早いのは(もうどうせ殺人犯だし)翔を殺すこと。 なぜそうしなかったか?という疑問への合理的な説明は、「香も翔に一目惚れ」かな。 犯罪者同士が、犯罪現場近くでお互いに一目惚れ、お互いを見張って過ごす15年間。 片方が「幸せになろう」と誠実になったら、殺されちゃった、という。 実はお互い疑心暗鬼の15年間が一番幸せな時だったという、皮肉なお話でした。

Posted by ブクログ

2021/01/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

犯罪者の両親に洗脳された子供が殺人を冒したら、罪の在処はどこにあるのか。 前巻の「天使の皮を被った怪物」から一変、光の印象がかなり変わる。 境界線を越えない分別のある大人な薪とそれを越えてしまった光。 「子供は生まれながらに天使」と信じる青木が被害者にして殺人犯である光にどう接するのか。正直なところ不安だったが、斜め上をいく接し方に完全に惚れ直させられてしまった。薪さんの爆弾発言、奇行も頷ける。 好きな人を巡り「大人に嫉妬する子供」と「子供に嫉妬する大人」の揺れ動く感情がどちらもわかりやすく面白い。 9巻は8巻の「悪戯」の続きで薪と光から見た青木がいかに綺麗で特別な存在かが描かれており、青薪好き青木ファンとしては最高に嬉しい内容だった。 青木を気が狂いそうなほど心配して、青木の優しさ・甘さに心を痛める薪が愛おしい。 落ち込んでやけ酒煽って部下に弱音を吐くシーンの普段とのギャップが可愛い。 痛ましく、やるせない話でもあるがやはり清水玲子さんの作品は奥が深い。 色々なことを考えさせられる本当に大好きなシリーズなのであと10年くらい続いてほしい。(青薪がくっついてからも…!)

Posted by ブクログ

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