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ふつう
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ふつう
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商品レビュー
4.2
16件のお客様レビュー
「ふつう」を極めたデザイナーによる「ふつう」をテーマにした連載をまとめた本。デザインというと特別なものをつくることをイメージしがちだけど、ふつう、ってものすごく大事なキーワードらしい。 私には「ふつうコンプレックス」がある。面白くないし、地味だし、斬新なアイデアも浮かばない。でも...
「ふつう」を極めたデザイナーによる「ふつう」をテーマにした連載をまとめた本。デザインというと特別なものをつくることをイメージしがちだけど、ふつう、ってものすごく大事なキーワードらしい。 私には「ふつうコンプレックス」がある。面白くないし、地味だし、斬新なアイデアも浮かばない。でも、そんな私だからこそ「いいふつう」をつくり上げられるようになりたいな、と思えた一冊だった。がんばるぞ! 【読んだ目的・理由】「ふつう」というタイトルが気になったから/美術手帖で紹介されていたから 【入手経路】買った 【詳細評価】☆4.0 【一番好きな表現】これからデザインをやっていこうという若い人だったら、やり過ぎだなとか、やらな過ぎだなということを常に考える。ぴったり真ん中だとわからなくなるので、あえて過激なものをつくってみるとか、そうやって自分で揺れをつくる。そういう経験を積むことで、ふつうが見えてくるようになる。(本文から引用)
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ふつうをデザインすることは、その分野の原型を創ることなのか?そんな問いを胸に読み進めた。デザインという強い意志や作為がないさりげなさ、見た目の良さもありつつ使いやすい、安心する感じ。それが長く続くスタンダードになっていく。
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ひたすら「ふつう」とは何かをデザイナー視点で考えたエッセイ集。無印良品をはじめとして飽きないデザインを生み出し続ける原点に触れることかできる一冊。 「少しだけ、ゆっくり」の章は刺さる人も多いのでは? ゆっくりと、じっくりと生きている人を、私は尊敬する。そういう人の前では自分が...
ひたすら「ふつう」とは何かをデザイナー視点で考えたエッセイ集。無印良品をはじめとして飽きないデザインを生み出し続ける原点に触れることかできる一冊。 「少しだけ、ゆっくり」の章は刺さる人も多いのでは? ゆっくりと、じっくりと生きている人を、私は尊敬する。そういう人の前では自分が、がつがつして見える。私は能率や効率がわるいから、仕事が速いわけではない。仕事はいっぱいあるが、いくつものことを同時にはできないから、私はいつも焦る。焦る気持ちをスローにする時間を、日々の中に見つけるといいと思う。ちょっといい景色を見たら、ほんの少し立ち止まる。美しいものを見たら、少しの間目をつぶってそれを咀嚼する。電車で服飾のセンスがいい人の前に立つ。仕事中、少しぼーっとする。行き帰りに空や木を見上げる。
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