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コロナ後の世界
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コロナ後の世界
¥880
在庫なし
商品レビュー
3.5
60件のお客様レビュー
「コロナ後の世界」というタイトルですが、あとがきによれば、本書はもともと2019年から進められていたインタビュー企画に、今回のコロナ禍を組み合わせて内容を深めたようです。まず中身以前に、この6人をよく選んだなという意味で強いユニークさを感じました。たとえていうなら、服のセレクショ...
「コロナ後の世界」というタイトルですが、あとがきによれば、本書はもともと2019年から進められていたインタビュー企画に、今回のコロナ禍を組み合わせて内容を深めたようです。まず中身以前に、この6人をよく選んだなという意味で強いユニークさを感じました。たとえていうなら、服のセレクションショップで、「思いもよらないセレクションで面白いなあ」と感じる感覚でしょうか(これは選んだ服自体が良い/悪い、を超越した感覚です)。「銃・病原菌・鉄」などの著者であるジャレド・ダイヤモンドを先鋒に(なんて贅沢な!)、次鋒は人工知能の研究者で「LIFE3.0」などの著者であるマックス・テグマーク、そして人生100年時代のリンダ・グラットンが続き、「暴力の人類史」「21世紀の啓蒙」の著者であるスティーブン・ピンカー、そしてビジネス界から「GAFA」の著者、スコット・ギャロウェイが続き、最後にノーベル経済学賞受賞者であるポール・クルーグマンとくるわけです。このラインナップはかなりユニークで面白いと感じました。 肝心の中身についてですが、おそらく読者の関心事によってもどのパートが面白いかは違ってくると思います。私はテグマークの「AIで人類はレジリエントになれる」と、スコット・ギャロウェイの「新型コロナで強力になったGAFA」を興味深く読みましたが、ほかのパートはまあこんなものだろうという程度でした。全編にわたってあっという間に読めます。
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コロナ後の世界について、様々な海外の有識者が書いた一冊。 オムニバス形式なので内容はバラバラだが、どれも分かりやすく説得力があった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
6人の世界で各分野での著名人による これからの日本 に関するインタビューになるはずだったのが、、、 コロナにより内容が大きく変わってしまった。 2020年7月の出版現在で、6人が皆言っているのが、 この新型コロナウィルスの流行拡大において、あえてポジティブな側面を見出すとしたら何か? に対する答。 私たちに深く考えるきっかけを与えてくえた。 自分の職業キャリアの価値を見直す、生きる意味を再考する、家族と過ごす時間の大切さを考える。 人生をアリとあらゆる面から捉え直す機会になった。 その通りだなと思った。
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