1,800円以上の注文で送料無料

  • 新品
  • 書籍
  • 書籍

派遣添乗員ヘトヘト日記 当年66歳、本日も日雇い派遣で旅に出ます。

梅村達(著者)

¥1,430

獲得ポイント13P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 三五館シンシャ/フォレスト出版
発売年月日 2020/02/20
JAN 9784866809083

派遣添乗員ヘトヘト日記

¥1,430

商品レビュー

3.5

47件のお客様レビュー

レビューを投稿

2023/11/17

昔、大手の旅行会社の社員で添乗員をしていた友人から旅行にまつわる面白話をたくさん聞かされたことがあった。世界中や日本中を旅できる羨ましい職業だと思っていた。それが今では派遣で日雇いとは、添乗員のあり方も変わったものだ。とは言え、添乗員は第一に旅行者の安全を考えなければならない。実...

昔、大手の旅行会社の社員で添乗員をしていた友人から旅行にまつわる面白話をたくさん聞かされたことがあった。世界中や日本中を旅できる羨ましい職業だと思っていた。それが今では派遣で日雇いとは、添乗員のあり方も変わったものだ。とは言え、添乗員は第一に旅行者の安全を考えなければならない。実は気苦労に絶えない仕事であることがよく分かった。

Posted by ブクログ

2023/09/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 50歳を過ぎてから派遣添乗員となって15年以上になる著者が、ツアーやイベントといった仕事で起こる色んなエピソードを書き綴ったもの。  この本のあとがきを読んで初めて知ったが、1つ前におれが読んだ『交通誘導員ヨレヨレ日記』はヒット作だったらしく、本書はその「日記シリーズ」の第2弾にあたるらしい。旅行は好きだし、今でも時々日帰りバスツアーとか行ったり、実は大学生の頃は怠惰でツアーを選んだらラクだし、ということで結構高齢の人に囲まれて団体ツアーとか参加していたので、添乗員の人、というのは割と身近に感じられる存在なので、想像は出来るけど実際そんな苦労がやっぱりあるのか、という発見があって、結構面白く読めた。というかおれは教員だから修学旅行とか遠足でも添乗員、という人の話を聞くことはよくある。本書の大半は想像するような団体ツアー(国内も海外も)についての話だが、それには社員旅行や町内会の旅行や修学旅行の話も含まれるし、例えば高校生の「国体」の面倒を見る(昼の弁当とか、トーナメントで勝ち進んだら宿泊先を手配、とか)仕事、とか何かのイベント?(ガラガラの抽選会のスタッフ)とか、想像よりも色々なことをやるんだなと思った。あとは『交通誘導員~』も(あるいはその前の『気が付けば警備員~』も)著者自身の生き方にちょっと共感しづらかったり、全体としては「非常識な周りの奴らに常識人の自分が何とか苦労して乗り切りました」というトーンで、特に同僚への評価、という部分が出てきてたけど、添乗員というのは基本1人でやる仕事だからか、あまり同僚の話や評価は出てこず、「色々なお客様に色々なことを言われてそのたびに頭を下げたりしますけど、それでその場が収まったこともありますし、結果(結局)どうにもならなかったこともありました」という感じで、そんなに周りへのトゲを、警備員の本2冊よりは強くは感じなかった。やっぱり警備員よりも分かりやすく、明らかな接客、サービス業で日常的にアンケートで評価される立場だからだろうか。あるいは単に著者の性格なのか。  あとは気になった部分のメモ。インドのツアーで客全員vs現地ガイドになったというのが衝撃的だったが(絶対イヤだなこんなツアー)、ガイドさんのうまい下手の一つの基準というか観点として、「一本調子のガイディング」(p.41)というのがあるらしい。つまり「しゃべりっぱなしというのは基本的に参加者の評判がよくない。話の合間に耳休みの時間を入れるなど、メリハリあるガイディングをしないとそっぽを向かれてしまう。」(同)だそうだ。おれは教員だけど、おれもしゃべりっぱなし、なんて怖くて出来ない。そんな生徒が食いつく面白い話をし続ける力量なんておれにはないので、途中でやり取りしたり作業させたり話し合わせたりするけど、よっぽど面白いガイドをしない限り、やっぱり聞いているだけだと辛い。あと修学旅行とかはもちろん業者に頼むけど、「修学旅行を扱う会社が成績を伸ばすには、学校回りを頻繁にして、あの手この手で、他社の仕事を奪い取るしかない。奪い取れないまでも、死守しなければならない最低限のラインが現状維持である。(略)したがって無理が通ればなんとやらで、明け方までの酒のうたげとなった(略)」(p.99)という部分、すごい分かるわーと思った。あと「元プロ野球選手の村田兆治氏」の本の中で、「リーダーは、学者、医者、易者、役者、芸者の心を持たなければならない」(p47)と述べられているという話があり、これなんか教師の仕事そのものだなあとも思った。あとは「宴会係には忌み嫌う3つの職業がある。」(p.163)ということで、その答えは「1つ目は警察、2つ目は教師、3つ目が銀行員」(p.164)、そしてこれらの職業に共通する点は「仮面をつけなければできない仕事」、「自分を律する度合いがきわめて強い。そのために仮面も堅牢にならざるを得ない」(同)ということで、「裸になって暴れる人が出るのも特徴」らしい。現役の教員としては、本当に今の時代はコンプライアンスの時代なので少なくともうちの職場ではこういうことはならない、と思う。あとこれは関係ないけどシナリオライターを目指していた著者だからなのか、語彙が時々初めて聞いたのがあって、勉強になった。「むくつけき男」(p.60)とか。「むくつけし」=おそろしい、だそうだ。  ということで、他にも数々のエピソードが意外なものとか、あるいはそんなことでそんなクレームつける人っているんだ、ということと、それおれだったらどうやって対処するかなとか、そんなことを考えつつ、あっという間に読めた。添乗員さんの働き方の一端も分かった。(23/09/18)

Posted by ブクログ

2023/07/01

たちの悪いお客がこんなにもいるとは。 添乗員さん大変です 大人数を束ねて気の抜けないお仕事だろうとは思っていましたが、ただ旅好きでだめなんですね クレーム、修学旅行、渋滞、アンケート、トイレ問題、ドライバー、ガイド、添乗員の寝床、無料ツアー 色々裏側を知れ楽しませてもらいまし...

たちの悪いお客がこんなにもいるとは。 添乗員さん大変です 大人数を束ねて気の抜けないお仕事だろうとは思っていましたが、ただ旅好きでだめなんですね クレーム、修学旅行、渋滞、アンケート、トイレ問題、ドライバー、ガイド、添乗員の寝床、無料ツアー 色々裏側を知れ楽しませてもらいました

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品