1,800円以上の注文で送料無料

  • 新品
  • 書籍
  • 書籍

自由の命運(下) 国家、社会、そして狭い回廊

ダロン・アセモグル(著者), ジェイムズ・A.ロビンソン(著者), 櫻井祐子(訳者)

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

¥2,860

獲得ポイント26P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2020/01/23
JAN 9784152099112

自由の命運(下)

¥2,860

商品レビュー

4.2

12件のお客様レビュー

レビューを投稿

2023/05/30

個々の事例は分かるけど、全体的に何が言いたいかちょっと分かりにくかった。ただ、今現在でも民主主義で自由を享受できる国はかなり少ないのはわかったし、日本ももちろん問題は山積だけど、それでもかなり恵まれてるなと思う

Posted by ブクログ

2023/05/27

同じ著者による前著「国家はなぜ衰退するのか」では、リベラル・デモクラシー+自由主義経済が発展するために必要である一方、強権的政治による収奪的な経済制度が衰退に繋がることを説明したが、続編である本著は同様な主張をさらに精緻化して提示している。具体的には後者にも集権的独裁制度や社会主...

同じ著者による前著「国家はなぜ衰退するのか」では、リベラル・デモクラシー+自由主義経済が発展するために必要である一方、強権的政治による収奪的な経済制度が衰退に繋がることを説明したが、続編である本著は同様な主張をさらに精緻化して提示している。具体的には後者にも集権的独裁制度や社会主義計画経済、農奴制、無政府状態といった様々なパターンがあり、強権的政治による収奪的経済制度と一括りに説明するには無理があるということである。そこで本著では「国会」と「社会」の力関係の組み合わせという枠組みを提示している。この枠組みにより「衰退する」国家の様相を精緻に説明するととも、「繁栄する」リベラル・デモクラシー+自由主義経済の国家も安泰ではなく、「国家」と「社会」の力関係が変われば、「衰退」する側になりうることを古今東西の豊富な事例を挙げて説明している。

Posted by ブクログ

2023/03/25

Amazon Audible にて。ワイマール帝国の民衆がなぜ自ら主権を手放してしまったのか、とか、日本の戦後の民主化が成功した理由、とか、上巻よりも興味が惹かれるテーマが多かった。日本の民主化はエリート層の取り込みがカギだった、と言う話みたいだから、あまり胸を張れるような例では...

Amazon Audible にて。ワイマール帝国の民衆がなぜ自ら主権を手放してしまったのか、とか、日本の戦後の民主化が成功した理由、とか、上巻よりも興味が惹かれるテーマが多かった。日本の民主化はエリート層の取り込みがカギだった、と言う話みたいだから、あまり胸を張れるような例ではないけど。 スノーデンについても触れられていて、彼がなにを暴露したのかがようやく理解できた。国家による国民の監視はテロとの戦い云々なんだけど、そもそもアメリカの国家の成り立ちから踏まえないといけないと。 国家と社会それぞれが力を持ち、共に影響を与え合いながら自由を維持していけるよう、赤の女王効果を保っていくことの重要性は理解できた。上下巻と長いんだけど主題が分かりやすいから読みやすくはあると思った。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品