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ネットは社会を分断しない 角川新書

田中辰雄(著者), 浜屋敏(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2019/10/10
JAN 9784040823034

ネットは社会を分断しない

¥946

商品レビュー

3.8

11件のお客様レビュー

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2023/08/22

自分用のメモ マスメディアはマスにアプローチする必要があるから、ボリュームゾーンの中庸にアプローチする必要がある。だから、思想も強くなく分断を起こさない傾向がある。 対立意見なども出る。 他方で、Twitter、YouTube、ブログなどはコストが低いのでマスにアプローチする...

自分用のメモ マスメディアはマスにアプローチする必要があるから、ボリュームゾーンの中庸にアプローチする必要がある。だから、思想も強くなく分断を起こさない傾向がある。 対立意見なども出る。 他方で、Twitter、YouTube、ブログなどはコストが低いのでマスにアプローチする必要はなく、強い思想を発信し、強い思想の人にアプローチすることができる。 これにより分断が進む。なお、右傾化も左傾化も起きる。 また本書では中高年の過激化が進んでいることからネットは社会を分断しないとしている。なぜなら若年層のほうがテレビ新聞を見ずにネットを見ているから。 ただ私の予想では、若年層は政治にそんなに関心がない。かつ、自身の社会活動にある程度やりがいを感じている。他方で中高年は自己実現の機会が少なく、政治にすがるしかないイメージ。

Posted by ブクログ

2023/06/20

文字通り、ネットは必ずしも社会を分断しないということを説いた一冊。 最近あまりネットを見ない自分から見ても、説得力のある内容だった。

Posted by ブクログ

2023/05/04

日本で実施した10万人規模のアンケート調査を通じてわかったことをまとめている本になります。ですからこれは「日本」についての結論だ、ということを念頭に置く必要があるでしょう。まず著者は、ネットに関する一般的な社会通念を提示します。それは「ネットが社会を分断する原因である」というもの...

日本で実施した10万人規模のアンケート調査を通じてわかったことをまとめている本になります。ですからこれは「日本」についての結論だ、ということを念頭に置く必要があるでしょう。まず著者は、ネットに関する一般的な社会通念を提示します。それは「ネットが社会を分断する原因である」というものです。例えばフェイスブックなどのSNSでは、行動ターゲティングといって、ユーザーのプロフィールや思想・価値観を分析し、それにあったニュースや製品・サービスを当該ユーザーに提示するので、ユーザーは偏った情報にばかり晒されるようになって(※これを「選択的接触」と呼ぶ)、自分の信念がどんどん強化されるだろう、というロジックです。「エコーチェンバー化」とも言いますが、思想・価値観が似通った人ばかりがネット上では集まるので、あたかも自分の声が屋内で響き渡っている(エコーしている部屋)かのようになる、という現象です。つまり右寄りの人はより右寄りに、左寄りの人はより左寄りになって社会が分断化される、という論調です。 このような考え方に対して、著者は10万人規模のアンケート結果を通じて、「ネットは社会を分断しない」(むしろ穏健化させている可能性すらある)という結論を提示します。詳細は述べませんが、たとえば若者は中高年よりもネットをたくさん利用するけれども、若者ほど思想が穏健化(中庸)であることがデータで示されます。また確かに「ネット利用」と「思想の極端度」は相関があるけれども、「ネット利用」が「思想の極端化」につながるという因果関係ではないことを示しています。むしろ因果関係は逆で、極端な思想を持った人(高齢者が多い)がネット利用を始めて、その考えを披露するのだ、ということを2時点のアンケートを通じて主張します。またネットでは、自分の思想とは逆陣営とみられているメディア(ブログ、ツイッター他)にも40%くらい接触しているということで、上の仮説が述べているようなエコーチェンバー化は(少なくとも日本では)起こっていないと結論付けています。

Posted by ブクログ

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