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生き物の死にざま

稲垣栄洋(著者)

¥1,540

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 草思社
発売年月日 2019/07/11
JAN 9784794224064

生き物の死にざま

¥1,540

商品レビュー

4.1

115件のお客様レビュー

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2024/02/12

虫や魚や動物たちの死に方が書かれてあるだけではない。死ぬこと、そして生きることについて書かれた本。あらゆる生命体はどのような生命をつなぎ、またその生涯を終えるのか。そこからまた新しい命へと生まれ変わっていく。そんな命の不思議が書かれていた。 次の命を生み出すと自身の役目は果たした...

虫や魚や動物たちの死に方が書かれてあるだけではない。死ぬこと、そして生きることについて書かれた本。あらゆる生命体はどのような生命をつなぎ、またその生涯を終えるのか。そこからまた新しい命へと生まれ変わっていく。そんな命の不思議が書かれていた。 次の命を生み出すと自身の役目は果たしたとばかりに死んでいく生き物たち。それとは異なる人間は、とても特殊な生物に感じた。 死ぬことは生きること。生きることは死ぬこと。 死について、前向きとまではいかないけれど、「自然なもの」であると考えられる本だった。 また最後の貢の、最後の一文が印象に残った。 引用 「愛すべき人が息もせず、永遠に動かなくなってしまった現実を前にすれば、私たち人間にできることもまた、ただただ悲しむことだけなのである。」 第二巻もあるようで、とても気になっている。

Posted by ブクログ

2023/07/30

生き物の死にざまなので切ない気持ちになりました そして生き物の母の愛の深さに感動しました 人間の親もこうであって欲しいと思います

Posted by ブクログ

2023/06/14

生きとし生けるものいつかは死ぬ。 本作は様々な生き物たちの最期の瞬間を著者の光る文才によりドラマチックに描かれている。 産まれた我が子に文字通り身を捧げる母や、産まれた場所を終の住処に選び大海原から命からがら帰還する者など胸が熱くなる物語が詰まっていた。 自然界では天命を全う...

生きとし生けるものいつかは死ぬ。 本作は様々な生き物たちの最期の瞬間を著者の光る文才によりドラマチックに描かれている。 産まれた我が子に文字通り身を捧げる母や、産まれた場所を終の住処に選び大海原から命からがら帰還する者など胸が熱くなる物語が詰まっていた。 自然界では天命を全うする生き物は極わずかでしかない。そのほとんどが志半ばで敵に食べられたり病気にかかってしまう。 その中でも私が注目したのは"人間の手によって命を落とす者たち"の存在。 家畜、実験動物、絶滅危惧種、ペット… 全ての生き物に尊厳を…なんて夢想主義を唱えるつもりはないが、今ある私達の幸せの裏で多くの生き物が犠牲になっていることを忘れてはならないと思った。 人間は進化を遂げ生態系の頂点に立っている。 しかし昔はもっと単純で、狩りをして飯を食い子孫を残すただの生き物だった。 子孫繁栄という本能のまま懸命に生き短い生涯を終える生き物たちの存在を知った今、だらだらぽやぽやと生きしている私がとてもちっぽけな生き物のような気がして虚しくなった。 個人的に生き物に寄り添った著者の文章にとても惹かれたので是非他の本も読みたい。

Posted by ブクログ

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