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孤独の意味も、女であることの味わいも

三浦瑠麗(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2019/05/17
JAN 9784103522522

孤独の意味も、女であることの味わいも

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商品レビュー

4

65件のお客様レビュー

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2023/01/26

現代において 人のあるべき姿なんて決まっていなくて 皆がもがき苦しみながら 人生は続いていくし意味を作るのは自分次第なんだなぁと

Posted by ブクログ

2022/12/25

半生を振り返る中で一つ一つの章立て、一つ一つの文章に想いを込められているように感じられ、三浦さんのお人柄や人生の流れに関するお考えも自然に伝わる一冊だった。 後書の茂木さんとの信頼関係も透けて見え、唯一無二の素敵な人生、素敵な御本。

Posted by ブクログ

2022/10/25

【感想】 著者のことを1人の人としても、女性としても素敵だなと気になっていた中で開いた本書。 将来的に築きたい夫婦関係、家庭のロールモデルの1つとなった。 【印象に残った箇所】 60p 社会的な意味での女というのは、おっぱいがついていることでもなければ、おしりが丸いことでもな...

【感想】 著者のことを1人の人としても、女性としても素敵だなと気になっていた中で開いた本書。 将来的に築きたい夫婦関係、家庭のロールモデルの1つとなった。 【印象に残った箇所】 60p 社会的な意味での女というのは、おっぱいがついていることでもなければ、おしりが丸いことでもない。あなたはおっぱいがついているよ、と知らさせることであり、おしりを見られることである。 68p 私はひとりでいいからほんとうの話し相手が欲しかったのだ。女というより、人間として見てくれる人が。 92p 私はこんな体験が重なったせいもあるが、これからはもう彼氏という存在を持つことはやめよう、と思った。若い未熟な男性から独占欲や欲望をぶつけられれば、悲しいとか疲れるとかいった思いの方が勝ってしまう。求められることを望んではいても、そんなやり方で望んでいたわけではなかった。これからはほんとうに孤独に慣れなければ、と思った。 別れると毎回ほっとした。またひとり。ひとりの方が自然なはずだったのに、束の間のそうでない気分になっただけなんだ、と。私はほんの少しずつだけれども、賢くなったと思う。好かれることは救いにならないことが良く分かったからだ。 95p なぜ母に正直に言わなかったのだろうか。 ああ、台無しになってしまって!と言われるのではないかと怖かった。あたしは台無しになったんだろうか••••••。私はぼんやりと思った。私や姉が顔の吹き出物を気にしたり、鏡の前で長い時間を費やしたりすると、親はその度にしつこく小言を言った。娘が女になっていくことが心配だったのだろう。 98p 長じて夫に出会ったとき、伴侶として語り合ううちに彼が私に言ってくれたことがある。帰責性と因果関係を混同したらだめだ。あなたという存在には、他者の支配欲を呼び起こす原因はあるが、だからといって責任はない。ああ、あのときにそう分析して私に語ってくれる存在がいたらよかったな、と切に思うのである。 99p 憎かったかと言えば、憎くはなかった。むしろ相手の持つ暴力性が身震いするほど不気味で怖かった。それでも、殺さないでくれてよかった、という気がした。 106p 珠はその最期を私のお腹の中で迎え、掌に帰ってきたのだった。あとから考えれば、これは、私の母性が困難に晒されずにすんだということでもあった。親のエゴイズムが子どもを苦しめることもなく、自己完結的で罪のない段階にとどまったことを意味していた。私は母になった。しかし、手をかけるべき子どもはすでにそのときいなかった。 138p ちいさい頃、割烹着の母に後ろからしがみついていたおかっぱの私に、炬燵の中で目を閉じて身体の震えを止めようとしていた私に、高層ホテルの窓縁に膝を抱えて座っていた私に、異臭を放ちはじめた娘の額に唇を触れることができず嗚咽していた私に、時を超えて届けたかったことを、私はこうして書いた。

Posted by ブクログ

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