商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2018/05/25 |
JAN | 9784087711325 |
- 書籍
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チンギス紀(一)
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チンギス紀(一)
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商品レビュー
3.8
30件のお客様レビュー
つ、ついに・・手を出してしまいました~。 『大水滸シリーズ』『三国志』『史記 武帝紀』を読む時もそうでしたが、北方さんの大河モノに手を付ける時は毎回“ある種の覚悟”というか、“挑む”ような気持ちになるんですよね(まぁ、読むのは少しずつですが(;^_^)・・という事で『チンギス紀』...
つ、ついに・・手を出してしまいました~。 『大水滸シリーズ』『三国志』『史記 武帝紀』を読む時もそうでしたが、北方さんの大河モノに手を付ける時は毎回“ある種の覚悟”というか、“挑む”ような気持ちになるんですよね(まぁ、読むのは少しずつですが(;^_^)・・という事で『チンギス紀』第一巻でございます。 えー、“チンギス”といっても、TVドラマ『VIVANT』に出てきたバルカ警察の人ではなく、13世紀頃「モンゴル大帝国」の礎を築いた偉大なる「チンギス・カン(ハーン)」の生涯を描いた物語です。 モンゴル族・キャト氏の長、イェスゲイの長子として生まれたテムジン。 13歳の時、とある理由から異母弟を殺す事になり、その為に対抗するタイチウト氏から追われるようになったテムジンは、砂漠を越えて南へと向かいますが・・。 まずは幕開けということで、この時点でのモンゴル族の関係性やその周辺の民族の状況が、チャプターごとに視点を変えて綴られていく展開です。 ですので、序盤は巻頭の地図と登場人物一覧を行ったり来たりしながら読んでいましたが、どんどん物語の世界に惹き込まれていきました。 この巻では主役のテムジンが砂漠を越えて金国の大同府で生活を送り、再び祖国の草原に戻るまでの話が描かれているのですが、テムジンが大同府で潜伏していた期間に見聞・吸収した知識は、後に彼の血肉となって活きてくるのだろうな・・と、彼のさらなる成長に期待が膨らみますね。 勿論、テムジンのキャラクターとしての魅力にも注目で、彼のカリスマ性というのでしょうか、13歳にしてもう既に大物感が漂っております。 もう一人、魅力的なキャラとしては、テムジンと同い年でモンゴル族・ジャンダラン氏のジャムカも、ちょっとやんちゃですけどヒーロー性抜群で、今からこの二人の邂逅が楽しみですね。 さて、今はタイチウト氏の勢力の元に縮小しているキャト氏ですが、テムジンの帰還でどのように変化していくのか、今後の展開にワクワクです~。
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水滸伝三部作以来の北方謙三作品へのチャレンジ、まずは立春の日に一巻目を読了。 まだテムジンと呼ばれる少年が弟殺しの末に一年間の雌伏を終えてキャト族の地に戻るまでが北方スタイルのハードボイルドで描かれています。 ここから物語がどのように紡がれていくのか、楽しみです。
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聞き慣れない名前、氏族名に時に「?」となりながらも、物語の世界にはスムーズに入り込むことができた。 主人公テムジンが自分の国に戻る前に、世話になった蕭源基と別れを交わす場面で、蕭源基が「おまえたち二人は、私の人生の色どりになった」というセリフが印象深かった。 続きが楽しみ。
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