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羊と鋼の森 文春文庫

宮下奈都(著者)

¥748

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2018/02/09
JAN 9784167910105

羊と鋼の森

¥748

商品レビュー

4

1063件のお客様レビュー

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2024/03/12

良いタイトル。良い読書体験。 三冠が気になって読んでみた。読んでいくと、このタイトルの意味がわかり、森の中に引き込まれていく。 作者の言葉の奏で方が素敵だし、最後のシーンではピアノの音が聞こえてくるようだった。 読んでみてよかったです。

Posted by ブクログ

2024/03/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

僕には才能がない。そう言ってしまうのは、いっそ楽だった。でも、調律師に必要なのは、才能じゃない。少なくとも、今の段階で必要なのは、才能じゃない。そう思うことで自分を励ましてきた。才能という言葉で紛らわせてはいけない。あきらめる口実に使うわけにはいかない。経験や、訓練や、努力や、知恵、機転、根気、そして情熱。才能が足りないなら、そういうもので置き換えよう。もしも、いつか、どうしても置き換えられないものがあると気づいたら、そのときにあきらめればいいではないか。怖いけれど。自分の才能のなさを認めるのは、きっととても怖いけれど。 「才能っていうのはさ、ものすごく好きだっていう気持ちなんじゃないか。どんなことがあっても、そこから離れられない執念とか、闘志とか、そういうものと似てる何か。俺はそう思うことにしてるよ」 柳さんが静かに言った。

Posted by ブクログ

2024/03/06

 音楽小説が好きで、そこからおすすめされて読み始めました。  無駄のない、あけぼののような小説で、なだらかな丘を登っている気持ちで読んでいました。出てくる登場人物全員がそれぞれ真摯に向き合っていて、もっと続きが読みたくなります。

Posted by ブクログ

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