商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2016/10/26 |
JAN | 9784087716702 |
- 書籍
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慈雨
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慈雨
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商品レビュー
3.9
156件のお客様レビュー
盤上の向日葵がとても良かったので柚月さんの本はこれで2冊目。決して悪くないのだけど、なんというか、主人公神さんたちが自責の念に駆られている15年前の出来事は神さんたちのせいでないし、むしろ告発してるし、自分たちのせいだと言って退職金を放棄したり定年を前に退職したりするのはちょっや...
盤上の向日葵がとても良かったので柚月さんの本はこれで2冊目。決して悪くないのだけど、なんというか、主人公神さんたちが自責の念に駆られている15年前の出来事は神さんたちのせいでないし、むしろ告発してるし、自分たちのせいだと言って退職金を放棄したり定年を前に退職したりするのはちょっやり過ぎなのでは、と思ってしまった。そこまでやるべきだと全く思えないので、いまいち感情移入もできず…責められるべきは当時事実を揉み消した上層部であって、組織の下部にいて当時何の権力も持ってなかった神さんたちではないと思う。。
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日本を取り仕切っている警察の威厳や信頼という大きすぎる壁を前に立ちすくんでしまった過去をずっと悔やみ、忘れる事なくもがいていた神場さんの様々な葛藤が描かれていた。
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どこかの国の首相が病気みたいで辞任したね。 ってな事で、柚月裕子の『慈雨』 定年退職した熱血刑事の神野さんが定年後に懇願した四国八十八箇所巡りを奥さんと行く事に。 八十八箇所での祈願は16年前のある幼女殺害事件での疑念と後悔を償う気持ちで……。 そんなお遍路を打ってる最中...
どこかの国の首相が病気みたいで辞任したね。 ってな事で、柚月裕子の『慈雨』 定年退職した熱血刑事の神野さんが定年後に懇願した四国八十八箇所巡りを奥さんと行く事に。 八十八箇所での祈願は16年前のある幼女殺害事件での疑念と後悔を償う気持ちで……。 そんなお遍路を打ってる最中に16年前と似た様な幼女殺害事件が起こる。 この事件によって16年前の疑念が晴らせるかもしれないが、それは自分や家族、警察組織全体を揺るがす事態になるが、それでも神さんは刑事として人間として立ち向かう覚悟なのであった……。 神さん、鷲尾さん、緒方、香代子さん、幸知の登場人物皆の心模様が何ともグッと心に沁みるねぇ。 ホント、病気で辞任したどこかの国の首相に読んで貰いたい本じゃと読みながらずっと思った。鷲尾さんを見習って欲しいもんじゃ 2020年50冊目
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