失われていた 記憶を取り戻す時 取り戻し方がカッコ良い。 前巻で 槍が割れたことすら 伏線なんだよね。 忘れていたことを 思い出すタイミング。 いよいよ決戦へ

西の天竺　二千五百年も前…インド… 憎しみこそが人を強くする　こいつらを殴る良い口実だ… うつしみ現身　血と阿鼻叫喚を浴びるとしようぞ　私は…ラーマのはらわた臓を掻き集めたんだ　大昔の愚かだった、己を殺す為… 皆んなを、死なせたくない。　波照間島だ‼︎あそこに行きゃ…自衛隊に合流して白面を追える！　憎しみを快感と感じる者、それが白面。　槍の破片が見せた幻影　これはレアもの。青鳥軒の常連らしい人。

とらの過去と白面との因縁。うしおととらに関する記憶復活。 「憎しみさ。憎しみこそが人を強くする。」 「憎しみは…何も実らせません」 「シャガクシャ様の…お口に…隠れていれば…良かっ…た…」 「我はおまえの身の内で育ったのだ‼」 「強く…なって…みんなを…守るん…だ……姉ちゃんも…シャガクシャ様…みたいに…」 「…オレはちがうんだよ…オレ…」 「大丈夫に決まってるだろ、父ちゃん。ボク、見たよ。あのでかいのの後を、金色のが追っかけてったもん」 「なまはげ…とね…おにいちゃんのニオイが…する…」 「なんで…なんで…今まで私、忘れていたの…うしおだ。」 「オレはあの日から…あれくれえ強くなりたいと思って練習してきたんだ…」 「……すまぬ…」 「我々と…したことが…」 「いいさ…行こうぜ」 「オレ達がなかなか報道できないモンを流せたじゃないスか…希望…ってヤツを…」 「あの時みたいに」 「あの時みたいに」 「あの時みたいに」 「あの時みたいに」 「うしおととらなら！」