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サピエンス全史(下) 文明の構造と人類の幸福

ユヴァル・ノア・ハラリ(著者), 柴田裕之(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2016/09/01
JAN 9784309226729

サピエンス全史(下)

¥2,090

商品レビュー

4.4

387件のお客様レビュー

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2024/04/05

テンポよく様々なことについて新しい見方を提案している。 お金は信用からできている。 生きる理由があるならどんな生き方にも耐えられるが、

Posted by ブクログ

2024/03/12

全体を通して、虚構(物語)という書き換え可能なソフトウェアが人間というハードウェアを動かしている。そしてそのハードウェアには、「社会的な動物としての生存戦略」がプログラムされているので、虚構というソフトウェアが適合する、と解釈した。 この解釈は世の中のあらゆる出来事の見方を一変さ...

全体を通して、虚構(物語)という書き換え可能なソフトウェアが人間というハードウェアを動かしている。そしてそのハードウェアには、「社会的な動物としての生存戦略」がプログラムされているので、虚構というソフトウェアが適合する、と解釈した。 この解釈は世の中のあらゆる出来事の見方を一変させて、それを知る前にはもう戻れない。そんな感覚を、読みながら様々な出来事に当てはめ、考えを巡らせるなかで感じた。 偶然にも『進撃の巨人』と合わせて読んでたので、アニメを見ていて直観的にこの解釈を理解できた。ぜひ合わせて見てみて欲しいです。 また本書で人類史全体を振り返ることで、農耕が人類にもたらしたインパクト、科学と資本主義の関係、全体最適と個別最適は両立しないことなど、新たな気づきがたくさん得られた。 ギルガメッシュプロジェクトに関してはさすがにSFすぎてピンと来なかったけど、著者にこの先の AI 時代について話を聞いてみたい。

Posted by ブクログ

2024/02/25

上巻では、ただの猿の一種だったホモ・サピエンスが、地球上の支配者となったのかが考察されました。 下巻では、500年前に起こった科学革命から続く近現代が描かれています。 科学革命とは、人間が無知であり、そしてそれらは探求可能であるという前提が生まれたこと。そして未知への投資の概念、...

上巻では、ただの猿の一種だったホモ・サピエンスが、地球上の支配者となったのかが考察されました。 下巻では、500年前に起こった科学革命から続く近現代が描かれています。 科学革命とは、人間が無知であり、そしてそれらは探求可能であるという前提が生まれたこと。そして未知への投資の概念、つまりは資本主義の台頭ということに特徴づけられています。 科学革命によって、医療技術や食料生産性の向上といった点で、間違いなく多大な恩恵を受けています。その一方で、 例えば、資源問題に対して、私たちは無知なだけでまだ見ぬ革新的なエネルギーが存在する、と信じることで経済活動を続けていますが、本当に存在するのか、あったとして、見つけられるのか疑問を持つ必要があると感じました。 そして下巻のもう一つのテーマは、私たちは文明の発展によって、果たして幸福になったのか、そこへ進んでいるのかという視点です。 幸福については、社会科学的アプローチと生物学的アプローチの両面から語られており、社会科学的には一定までは富は幸福に直接的に影響するものの、多くは主観的期待と客観的現実の差分によるもの、生物学的アプローチでは、幸福とは単に脳内の神経物質によってもたらされ、脳は幸福を一定水準に保つ働きを持っていると考えられているとのことでした。これらは、幸福は外部的な条件からではなく、身のうちから発するということになります。他方、仏教をはじめとする哲学においては、さらに内なる感情の追求すら辞めることで苦しみから解放されると説いています。そもそも幸福の追求には限りがないという考えでしょう。色々と書いてありますが、未だ人類の幸福についての共通見解はなく、これは取り組むに値すべきテーマであるということだと思います。 人類はどうあるべきか、を考えてしまうと思考の沼に嵌まるようですが、自分事として捉えるのであれば、生存が脅かされなくなった現代において、虚構に囚われすぎず、とはいえ反発もしすぎず、折り合いをつけながら自分と身近な人の幸福を考えて生活したいと、そう思いました。

Posted by ブクログ

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