凛とした生き様が好きです。 養女の方が書かれたとのことで、少し持ち上げすぎ？とも感じましたが、 御本人、女高倉健ばりに書かれたままの女性なのでしょう。 現代の女優さんの中にはここまで魅了かれる方がいないので、やはり高峰秀子さんというのは素晴らしい筋の通った女優さんだったのでしょう。

高峰秀子さんの「疳性」ともいえるほどの整理整頓された引き出しに興味があった。 生前のお姿はほとんど知らないけど、興味がわいた。 高峰秀子その人への興味は深まったし、養女となった著者にしか書けないことだとは思うけど、まぁ、文章としてはどうなのか、読みやすくも読みづらくもないが、時折不快な表現あり。

高峯秀子、という人、名前だけはきいたことあるけど、 他は全然知らない。 が、表紙のしゃしんが素敵だったので手にとる。 中身も素敵な人だったんだなあっとしみじみ。 自分にとってなにが大切で、なにを大事にするか自分で選べる、とゆーのはすごい。 ついつい流されたり、惰性でいきちゃったり、 綺麗にしてもしばらくするとなぜかいろいろ増えてしまうテーブルをみつつ、ちょっと自己嫌悪。 すっきり、いきたいわあ。 でも本当に、旦那さんと一緒のときの笑顔が幸せそうで、 誰かを大事にしながら生きるっていいなあ、っと。 しかし、作者さん、だいぶお年になってから、養女となられたようだが、 そんな縁あるもんなんだなあ。 大人になって出会った人とそーゆー関係になるって、あんまない気がする。