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虚ろな十字架
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虚ろな十字架
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商品レビュー
3.8
468件のお客様レビュー
東野圭吾さんは、白夜行以来読んでませんでした。読む側のメンタルが安定していないと 持っていかれそうで敬遠してました。 しかし、流石東野圭吾ですね。 冒頭から引き込まれました。 ん?ポケベル?これいつ刊行されたの?と 言う疑問から始まり、ストーリーが行ったり来たりするのでメモを取...
東野圭吾さんは、白夜行以来読んでませんでした。読む側のメンタルが安定していないと 持っていかれそうで敬遠してました。 しかし、流石東野圭吾ですね。 冒頭から引き込まれました。 ん?ポケベル?これいつ刊行されたの?と 言う疑問から始まり、ストーリーが行ったり来たりするのでメモを取りながら読みました。 性は愛なのか?罪なのか?虚な十字架。 誰目線で読むか?親としての視点から、、 娘を留守番させてしまったこと。 優秀な息子の性教育を怠ったこと。 父子家庭で仕事優先にしてしまったこと。 善良な一般家庭の親にもよくある光景で悪気など なかったはずです。 「このくらい」という油断から始まる不幸の連鎖、 読み終わったあと身が引き締まる感覚になりました。
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ラストというか結末が好きすぎる!ハッピーエンドなのかバットエンドなのか、死刑制度についても考えさせられる1冊だった。
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とても強く賢く、裕福な小夜子さん。支えてくれる人もたくさんいる人。そういう人が、沙織や史也のように静かに自分と向き合っている人たちに正義を押し付けるのはどうなのかな。負わせようとする、その十字架、虚ろです。 ひきつけられた小説でした。
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