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古典基礎語辞典
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古典基礎語辞典
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うふふふ、今日届いた。あんまり嬉しいので「読み終わった本を登録する」という自分ルールを無視して感想を書くことにしよう。(「読み終わる」日ってあるんだろうか…) 去年出たのは知っていた。見たら欲しくなるに決まってるので極力見ないようにしてたのだった。私は辞書が大好きなのだけど(変...
うふふふ、今日届いた。あんまり嬉しいので「読み終わった本を登録する」という自分ルールを無視して感想を書くことにしよう。(「読み終わる」日ってあるんだろうか…) 去年出たのは知っていた。見たら欲しくなるに決まってるので極力見ないようにしてたのだった。私は辞書が大好きなのだけど(変?)6500円は高いよねえ(あ、もちろん内容的にはもっとずっと値打ちがあります)。 日曜日の新聞の読書欄で、これがすでに五刷になったという記事を見つけ、おおーっすごいすごい!やっぱりこのご時世でもいいものは売れるんだ、これが実際の役に立つという人はそんなに多くはなかろう、「古典」の「基礎語」だもんね、でも買う人は買うんだよね!とコーフンしていたら、夫が「買えば?」と一言。お言葉に甘えさせていただくことにしました。よっぽど物欲しげだったに違いない…。 さっそくいろいろ引いて見ていたら、もう楽しくて楽しくて時間のたつのを忘れてしまう。次のような記述にしびれる人は是非買うことをオススメします。 「あはれ」解説から抜粋 アハレに近似するが異なる概念を持つ言葉にカナシ(悲し)があるが、事態に向かう本人の姿勢が、アハレとカナシではまったく異なる。アハレといえば、「気色」にせよ「けはひ」にせよ、その対象を外から見ている。そして、単に見ているだけではなく、基本的に対象に向かって心の底に共感を抱いている。カナシは対象に対して自分がもはや無力で働く余地がないという自覚を持つが、アハレは常に対象に共感の姿勢で外から見ているときの気持ちをいうものである。そこにアハレの根底がある。(中略)現代語に至っても「あわれな奴」と言うときには、相手を傍観して気の毒に思うこと、しかも心のどこかで相手に対する共感の念がただよっている。 「つれづれ」解説 一線につづく、つながる意の動詞ツル(連る、ラ下二)の連用形ツレを重ねたもの。これ以上続いて欲しくはないと思う状態が単調に続いていて、そこから脱却したい、自分が変化したいと思ってもできず、所在なく、心が晴れないさま。
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朝日新聞で「大野晋さん最後の辞典」として紹介されていた。 死後に弟子たちが完成させたようだ。 これまでの辞典にくらべて起源と歴史の解説が詳しいそうだ。
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