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宇宙は何でできているのか
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宇宙は何でできているのか
¥880
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商品レビュー
3.8
270件のお客様レビュー
はじめのうちは興味深く読んでいたが、途中から難しすぎて気が遠くなりました。これが入門書であれば、私には理科系はやはり無理です
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最近、宇宙や量子力学に興味があり、読みました。私に専門的な知識がないので、一般の人向けの本らしいのでよみましたが、難しいところもあった。
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ビルや街灯、ネオンが煌々と輝く都心では殆ど見る事はできないが、小学生の頃に林間学校で見た夜空を覆う幾多の星は子供時代の私の心を躍らせ今でもドキドキ感をよく覚えている。流れ星がこんなに沢山あるんだという事、これだけ星があればきっと地球以外の星に生命体がいるという期待。宇宙はそもそも...
ビルや街灯、ネオンが煌々と輝く都心では殆ど見る事はできないが、小学生の頃に林間学校で見た夜空を覆う幾多の星は子供時代の私の心を躍らせ今でもドキドキ感をよく覚えている。流れ星がこんなに沢山あるんだという事、これだけ星があればきっと地球以外の星に生命体がいるという期待。宇宙はそもそも何で出来るかなど考えたこともなかった。今ならYouTubeなどの動画でそうした謎を解明する番組も多いが、当時は携帯電話すらもない世界、ただただ空の星に想いを浮かべるほか無かった。今でこそ様々なメディアで取り上げられるから宇宙の始まりも、今なお拡大を続ける状態などをご存知の方も多いだろう。本書はそもそもその宇宙自体が何で出来上がっているか、その謎を追い続ける研究者達の飽くなき探究心を伝えている。筆者はそのひとりの物理学者である。 内容は当然難しいのだが、ノーヘル賞をとった研究成果などの解説と判りやすい例え話が豊富で物理に無知な私でもイメージし易くなっている。 本書を読んでいると、人間の技術力の凄さと、何より知りたいという想いの強さが強烈に伝わってくる。遠いものを見るのも、小さすぎるものを見るのもどちらも技術がなければ見れないのだが、それよりも前に「それはあるはずだ」という強く信じる気持ちがなければ、それに辿り着くのは難しい(もちろん偶然の発見も沢山あるが)。 物理学の世界だけに限らず、何事も理論と実証の繰り返しで事実とされていくのだが、スーパーカミオカンデやヨーロッパの巨大施設CERNに籠っていつ出会えるかわからないものを待ち続けるのは根気以前に強い信念と確信が無ければ心が折れてしまうだろう。 本書を読みながら自分にもここまで情熱を注げる事があるかと、自問自答しながら、恐らくは筆者がにやけ顔で楽しそうに執筆している姿を思い浮かべるのである。
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